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在日コリアン見聞録

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日本社会におけるアウトサイダーの代表格「在日コリアン」見聞録、彼らが生きてきた街の数々、差別をバネにのし上がった成功者の軌跡、“日帝の蛮行”や強制連行を主張する数多の施設、朝鮮学…
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#戦後のドサクサ

【日本三文オペラ】大阪市城東区の在日コリアン集住地!伝説の「アパッチ部落」を訪ねて【夜を賭けて】

日本第二の都市・大阪には、太平洋戦争中に大日本帝国陸軍の極東アジア最大の兵器工場「大阪砲兵工廠」が存在していた。現在の大阪城公園や大阪ビジネスパーク、UR森ノ宮団地、大阪地下鉄の森ノ宮車庫などになっている場所である。戦争末期に広島や長崎に原子爆弾が投下された挙げ句、終戦前日の昭和20(1945)年8月14日に145機ものB29が飛来し、650発の1トン爆弾を用いた集中爆撃によって596万平米もの広大な敷地を構えていた工場はその殆どを徹底的に破壊された。終戦後も長らく砲兵工廠の

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【伊丹市】大阪空港に隣接する在日コリアン不法占拠地域「中村地区」は現在どうなっているのか(2020年版)

当記事は「大阪DEEP案内」に掲載されていた、在日コリアン集住地である伊丹市中村地区・不法占拠地域のレポートを加筆修正の上、レポート写真を増量してnoteにて再公開しているものです。 終戦から75年…日本各地にはいわゆる“戦後のドサクサ”で生まれた不法占拠スラムがいくつも点在し、問題が長い間解決されないまま引きずっている。例えば京都にある「ウトロ地区」や「砂防ダム集落」なんかもその一例だが、関西においてはもう一ヶ所、大阪国際空港(伊丹空港)の真隣にもそういう場所が存在してい

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川崎駅前に魔窟あり!戦後のホルモン焼肉屋が図太く生き残る路地裏ノミ屋街「どぶろく横丁」

「川崎に魔窟がある」…とある読者の方からのタレコミを頂いた。川崎の魔窟って、あのゲームセンター「ウェアハウス川崎店」の電脳九龍城じゃなくって?いや、違うようだ。

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