マガジンのカバー画像

在日コリアン見聞録

37
日本社会におけるアウトサイダーの代表格「在日コリアン」見聞録、彼らが生きてきた街の数々、差別をバネにのし上がった成功者の軌跡、“日帝の蛮行”や強制連行を主張する数多の施設、朝鮮学…
運営しているクリエイター

#人権

京都の山奥にある朝鮮人強制連行を伝える唯一の施設らしい「丹波マンガン記念館」訪問

毎年8月になると、太平洋戦争の敗戦国となった我が国恒例の「懺悔の季節」を迎える。テレビでは終戦記念特番が組まれ、保守系とリベラル系双方の新聞で真っ向から分かれる議論が展開される。8月15日には靖国神社や全国各地の護国神社に参拝者や右翼が大勢訪れる。そして今年は戦後70年の節目であり、長崎軍艦島の世界遺産登録に向けた動きを発端とした、戦時中における日本の加害行為とされる炭鉱などへの朝鮮人強制連行といった問題も合わせてヒートアップしている昨今ですが… 我々がやってきたのは京都府

¥400

【尼崎+在日】阪神尼崎駅前で11月4日に開催されるガチ朝鮮系イベント「ハナマダンあまがさき」を楽しめ

大阪市に隣接する兵庫県尼崎市。阪神工業地帯の中枢地域として発展を遂げたこの街には地方からの多くの労働者が集まり、戦前の時代より当時日本の統治下にあった朝鮮半島から渡ってきた人々もいた。その関係で尼崎市は在日韓国・朝鮮人の人口が兵庫県内で神戸市長田区などに次いで多いとされる。 11月初旬の休日、阪神尼崎駅前に降り立つと、駅前広場を兼ねた中央公園に沢山の人だかりができている。屋台ではチヂミや焼肉の焼ける匂いが垂れ込め、ステージの前にはパイプ椅子とテーブルが並べられて多くの来場者

¥250