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在日コリアン見聞録

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日本社会におけるアウトサイダーの代表格「在日コリアン」見聞録、彼らが生きてきた街の数々、差別をバネにのし上がった成功者の軌跡、“日帝の蛮行”や強制連行を主張する数多の施設、朝鮮学…
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#商店街

【尼崎市】兵庫県屈指の在日コリアン集住地「阪神尼崎」のコリアタウンとしての姿を見る

阪神尼崎駅前「尼崎中央商店街」を歩いていると、結構頻繁に目にするのが、キムチや韓国食材を販売する店舗である。尼崎市もまた、神戸市長田区などと並ぶ兵庫県屈指の在日コリアン集住地であり、その姿を見せているのだ。 今回はそんな尼崎の中心市街地におけるコリアタウンっぷりをじっくり観察してみようと思う。ここも鶴橋商店街のある生野区と負けず劣らず凄いのだ。

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【コリアタウン】これって商店街?ひたすら寂寥感しかない京浜工業地帯・川崎臨海部「セメント通り」で焼肉ランチを

川崎市の臨海部が在日コリアン集住地であることは当サイトでは昔から口が酸っぱくなるくらい話していることであり周知の通りであろう。だがその中で大阪の鶴橋(正確には御幸通商店街)のように商店街の入口に堂々と「KOREA TOWN」と書かれたアーチ看板を置いて、そのものズバリ“コリアタウン”であることをアピールしていた場所がある。 それが川崎市川崎区浜町の通称「セメント通り」と呼ばれる一画だ。ここは桜本の商店街、不法占拠地域の池上町にも程近いロケーションにあるのだが、商店街を抜けた

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東京のド下町・浅草に残る戦後の残滓…路地裏に焼肉屋だらけ!伝説の在日コリアン集住地「朝鮮マーケット」を訪ねる

東京の数ある街の中でも「浅草」と言えば下町観光地の代表格としてその座を確固たるものとしている。年がら年中外国人観光客が訪れては街中を闊歩し、東京の下町文化とやらの上澄みをキャッキャウフフと楽しんでは日本的情緒に浸る…そういう場所として定着はしているものの、顔の皮一枚剥がせばとんでもない“東京の暗部”があらわになる…弾左衛門の時代から脈々と続くアウトサイダーの系譜を受け継ぐ稀有な土地として、この土地への畏怖を忘れてはならない。そこでまた事件が起きた。 今年2月14日、台東区今

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