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あの事件現場を歩く

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尼崎連続不審死事件、神戸連続児童殺傷事件、池田小連続殺傷事件、綾瀬コンクリ殺人事件…古今東西、凶悪犯罪の舞台を訪ね歩く
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#殺人事件

【レペゼン洛外】てるくはのる事件の被疑者が住んでいた京都市の外れの陸の孤島ゲットー団地・伏見区「向島ニュータウン」を歩く

1999年12月、京都市伏見区にある日野小学校の校庭で起きた「京都小学生殺害事件」。小学校の校庭で遊んでいただけの、行きずりの小学生が突然犠牲となった点や、事件現場から犯人が書いた“声明文”が出た点から、この2年前に起きた「神戸連続児童殺傷事件」の再来だとお茶の間でひどく騒がれた。声明文にあった“私を識別する記号 てるくはのる”と書かれた一文から「てるくはのる事件」とも称される事件だ。 当時21歳だったこの事件の犯人は、翌2000年2月、同人が居住していた同じ伏見区にある「

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【無敵の人inさいたま】一家三人殺害事件の舞台となった埼玉県飯能市「美杉台」を見に行った

ここ最近、また埼玉で何かと物騒な事件が増えている。さいたま市南区や桜区などで連続して猫の死体が発見されて、その後に美女木の美笹中学校に乗り込んで教師を切りつけて逮捕されたのが戸田に住む17歳の高校生だとか「第二の酒鬼薔薇聖斗かよ」という話になっているし、当方も一時期はちょっと“本人”だったらどうしようとか頭を掠めたんですが…彼は埼玉県境に近い足立区の花畑団地に住んでいたしね。 ところで今回やってきたのは同じ埼玉でも埼京線や京浜東北線ではなく、西武池袋線に乗って向かう街「埼玉

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【ヅカの暗部】朝鮮総連もあるよ!ボウガン一家殺傷事件が起きた、宝塚市の町外れ「安倉西二丁目」を歩く

兵庫県宝塚市…この地名を聞くと世間では「宝塚歌劇団」のイメージ一辺倒で、いわゆる“ヅカファン”な乙女心丸出しの女性軍団がやれ聖地巡礼だとばかりに押し寄せる華やかな街といったものしか思い浮かばないようだが、ちょっと街を外れたあたりの武庫川沿いに出ると、在日コリアンや沖縄出身者が寄り添って暮らす、かつての河川改修工事の労働力として集まった被差別コミュニティの成れの果てもあって、光強ければ闇も強し…そんな一面も持ち合わせた街でもあるのだ。 ところで最近、我が国では銃刀法の改正が行

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【殺人事件の現場】資産家女性保険金殺人の容疑者が変装してやってきた被害者宅のある「高槻市八幡町」訪問【リアル黒い家】

一昔前の地上波で放送していた火曜サスペンス云々のオバハン向けの古臭いテレビドラマだとか、貴志祐介原作のホラー小説「黒い家」なんかを思い浮かべそうになる「保険金殺人」という犯罪。生命保険金目当てに人殺しを厭わないというモノの考え方は、“社会の捕食者(プレデター)”などと言われる所謂「サイコパス」の究極的行為であるとも捉えられる。しかし近年は保険会社もその手口の犯罪行為には手厳しい。今の社会では起こりようもない犯罪のように思えたが… 今から20年以上前に大ヒット作ともなり映画化

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【丘崎誠人】1997年・女子中学生殺人事件の舞台、奈良市の一部になってしまった謎の秘境「月ヶ瀬村」を訪ねる【田舎と村八分】

いつまで経っても終わる目処の立たないコロナ禍、最近になって全国的に感染者数が急増しだして、とうとう「第三波到来」なんて言い出している。本格的な冬の寒さを前にもうこんな状態なので、12月、1月になったらインフルエンザの流行とも重なって想像を絶する阿鼻叫喚地獄が待ち受けているのではないだろうか。考えるだけでも頭が痛い。 そういう異様な世の中に変わってしまった今、人の少ない&家賃の安い田舎に引っ越して感染リスクを減らしつつ仕事を続けられる環境を求める人々の需要が高まっている。特に

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【胸糞案件】ペドは死ななきゃ治らない…2004年「奈良小1女児殺害事件」の現場を歩く【唐揚弁当】

今から16年前の2004年11月17日、平和なはずだった奈良の住宅地を恐怖のどん底に叩き落とす出来事が起きた。当時奈良県北部、奈良市富雄地区のニュータウンで暮らしていた小学校一年生だった女子児童が、下校時に突然見知らぬ男に連れ去られ、その直後に風呂場で溺死させられた上に、殺害した女児の携帯電話でその遺体を撮影し、「娘はもらった」の一文と共に母親にメールで画像を添付して送るという鬼畜極まりない犯行…その犯人はそれから一ヶ月以上も身元を確保されず、小さな子供を持つ奈良県北部の新興

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【トリカブト】埼玉平成極悪犯罪史に残る「本庄保険金殺人事件」の舞台は今どうなっているのか【記者会見】

とっくに終わった「平成」の時代を振り返ると、東京の隣の田舎・埼玉県でも世間を震え上がらせ、今なお語り継がれるような凶悪殺人事件がいくつか思い浮かぶ。一つは熊谷市で起きた「埼玉愛犬家連続殺人事件」。そしてもう一つが本庄市で起きた「本庄保険金殺人事件」である。どちらも埼玉県北部で発生した事件であることや同じ90年代後半に大きくマスコミ報道され、どちらも事件の性質や被疑者のテレビ露出が激しかったのが共通していて、どっちがどの事件だったか紛らわしく思っていた事を今も覚えている。 熊

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【関西の闇】ウ◯コ汁無理矢理飲ませて監禁致死!大阪・堺市鳳ムエタイジム凄惨事件の現場を訪れる

関西という土地は、他地方の人間にとって理解の範疇を超える刑事事件が起きる事がしばしばある。尼崎の連続監禁・怪死事件も記憶に新しいが、事件の全容を語る事のないまま警察の勾留施設内でひっそり自殺した角田美代子被告のような「モンスター」はこの土地には無数存在し、こうした特殊な人種が人の弱みにつけ込み恐怖と洗脳で人を自由自在に操り、時には人を死に至らしめる事もある。 こうした事件がまたしても関西で起きてしまった。大阪府堺市鳳にあるムエタイジムの関係者であった男性が凄惨な暴力と長期に

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【座間市】アパートで9人殺害!衝撃事件の舞台となった小田急線「相武台前」はどんな街なのか

日本の殺人事件史上稀に見る「9人殺害」の衝撃的な出来事の舞台となった神奈川県座間市緑ケ丘六丁目にあるワンルームアパートの一室。小田急線相武台前駅から徒歩10分、線路沿いの人目に付きやすい住宅街の一角で、わずか二ヶ月もの間に9人もの男女が殺害されるという異様な事件が発覚したのは2017年10月30日の事である。 あまりにも衝撃的過ぎる事件である事から世間の関心も高く、当方がツッコミを入れるまでもなく既に沢山のマスコミやネット民によって事件の全貌を知ろうとする動きが起きている。

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【事件現場を歩く】ベトナム人少女殺人事件の舞台となった松戸市「六実」はどんな街なのか

2017年3月26日早朝、千葉県我孫子市北新田の利根川沿いの農地を流れる利根排水機場近くの排水路でベトナム国籍の9歳女児の遺体が見つかった。またも子供が犠牲になる痛ましい事件が起きたことと、また常磐線沿線で凶悪事件か!という印象を持ったのだが、事件発覚から半月以上が経ち、いざその犯人が逮捕されてみると、その人物像の意外さからマスコミ報道が殺到する羽目になってしまった。

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洗脳と恐怖が支配する怪物女の王国!「尼崎連続不審死事件」の現場・尼崎市杭瀬を訪ねる

当記事は2012年11月にDEEP案内系列サイトで公開されていた記事に加筆を行ったものです。情報は当時のものになります事をご了承下さい。 大阪市のすぐ隣「兵庫県尼崎市」は戦前から工業都市として栄え全国から労働者及びあまたの有象無象を受け入れてきた街である。2012年秋、この地でかつてない規模の大量怪死事件が発覚し連日の報道がお茶の間を騒がせた。

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