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また大阪か!(大阪府内編)

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大阪市内編→ https://note.com/deepannai/m/m146736e51aca また大阪か!オンドレワレコラ!いてこますど! (こちらは大阪市外・大阪府内編…
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記事一覧

【門真市】海洋堂ホビーランドもある!貧困都市門真の駅前商業施設「門真プラザ&市営新橋団地」を見物する

大阪市のすぐお隣、かつては「世界の松下」こと松下電器産業もといパナソニックの企業城下町として昭和の時代に栄えた街、大阪府門真市に再びやって参りました。 その中心市街地となる京阪電車門真市駅。門真から千里丘陵を経て大阪国際空港(伊丹空港)に至る大阪モノレールの始発駅でもあり、多くの通勤客が利用するが、駅周辺の発展度はすぐ隣にある免許試験場のある街、古川橋駅に負けている印象がある。

¥200

貧困都市・守口市に残された歴史遺産、豊臣秀吉が作った土手道「文禄堤」のある街並み

京阪本線守口市駅前の近所に「文禄堤」と呼ばれる江戸時代・文禄年間に豊臣秀吉が大名に命じて建てさせたという古い土手道が残っているのが気になって、ちょっと様子を見てみる事にした。 場所は守口市駅前のすぐ北側。傍目には古い路面電車の跨線橋か何かにしか思えない造りの橋が唐突に駅前の車道に跨がり架かっている。ここは大阪市電の都島守口線の通っていた場所とはそもそも違うし、どう考えても廃線跡など無いはずなのだが、これは一体何だと近づくと…

¥120

【市営住宅×スー玉の最強タッグ】京阪守口市駅前「スーパー玉出守口店」と市営桜町団地(2018年)

京阪本線守口市駅のすぐ北側にある「桜通商店街」。江戸時代に豊臣秀吉が建てたという「文禄堤」の手前にちょろっと連なる程度の、しょぼい佇まいの商店街である。ここにも大阪の下町感全開の街並みが広がっている。 そう言えば守口市においてアーケード商店街があるのは隣の土居駅のほうで、こちらの商店街はアーケードもなく、それほど発展している様子もない。買い物客がチャリンコを並べて…といった感じもあまりしない場所。

¥120

【京阪線】大阪市のすぐ隣、財政難にあえぐ街「守口市」にある二つの駅【谷町線】

大阪市に隣接する「大阪府守口市」…人口約14.3万人、隣の門真市同様、パナソニックもとい松下電器産業とその関連工場で栄え、今はパナソニックグループの一員になった三洋電機の本社もあった街。高度経済成長期に多くの労働者を受け入れたものの、産業構造の変化と工場機能の海外移転ですっかりと灯が消えたようになっている。 京橋から急行電車でわずか5分、淀屋橋からも12分で来られる、都心とも郊外ともつかない中途半端なロケーションにある京阪本線守口市駅に降り立つ。徒歩5分ほどの場所に地下鉄谷

¥160

【豊中市】阪急宝塚線「服部天神」駅西側のド下町商店街と著作権がきわどいパチンコ屋

阪急宝塚線で梅田から普通電車にコトコト揺られる事10分少々、豊中市南部に位置する「服部天神駅」で下車する。 梅田方面と宝塚方面では降りるホームも駅舎も別、駅前には相変わらず平面交差の踏切があるという昭和な佇まいの駅前風景。さて前回は駅の東側の服部天神宮周辺を歩いたが、今度は駅のすぐ西側にある商店街と…

¥120

【豊中市】駅舎を御神木がぶち抜く阪急宝塚線「服部天神」駅とその周辺を歩く

大阪・梅田から北摂のお上品な住宅地を結び、全国の強烈な女性ファンが熱視線を注ぐ歌劇の街・宝塚へ至る「阪急宝塚線」だが、その手前にある豊中市南部地域は大阪市内と大差ない下町風景が続く。 そんなわけで今回も「お阪急」のマルーンカラー急行車両が颯爽と素通りしていく街を途中下車してみた件。庄内の一つ先にある「服部天神」である。両隣の庄内、曽根同様、各駅停車の普通電車しか止まらないローカル溢れる服部天神駅ホームに降り立つ。

¥130

【東大阪市】近鉄奈良線「河内小阪」駅前にそびえる昭和の魔窟ビルを見物する

東大阪市と言えば中小企業の町工場が集積する大阪の中のド下町エリアとして認識されている街である。とりわけ布施から石切までの近鉄奈良線沿線に個性の強い街が出揃っており、どの駅で降りても大抵話のネタがある。その中から今まで紹介しきれていなかった物件を今回は取り上げる事にする。 布施から普通電車で二駅目の「河内小阪」で降りる。ここも布施ほど大規模ではないが駅前にそこそこな商店街があったり、なんか学生が少しオラついた感じのある大阪商業大学のキャンパスがあることから学生街としての側面も

¥160

【八尾市】近鉄八尾駅前、ひたすら河内音頭推しなアーケード街「八尾ファミリーロード」(2018年)

駅前商店街がビミョーに寂れてしまっている「近鉄八尾駅」、その理由は今の駅前の旧西武百貨店かアリオ八尾かと大型店舗のせいにしてしまいがちではあるが、そもそも今から約40年前の昭和53(1978)年に駅の高架化工事が行われた時に、現在の駅舎が元々の場所から約300メートル東にズレて建設されたのがその発端であると推測できる。 で、元々の近鉄八尾駅があった場所を古い地図で見ると、今の近鉄八尾駅前から伸びる高架下商店街「ペントモール」を抜けた先にあるこの位置まで来る事になる。ここが4

¥140

【八尾市】河内の土着的昭和下町空間!近鉄八尾駅前「北本町中央通商店街」(2018年)

一応ながら最近“中核市”にもなってそこそこ大きな街のはずなのに中心市街地が今ひとつパッとしない「近鉄八尾」駅前。まあ今まで我々取材班が来てなかった理由もそういうところにあるんでしょうが… 2006年に「アリオ八尾」がオープンしてからは隣接する西武百貨店同様ずんずん客足を奪われ衰退しているのが、駅の西側に広がっている昔ながらの商店街の存在。今回はそんな商店街の様子を見ていくことにする。

¥130

【八尾市】西武百貨店が無くなってすっかり寂しくなった「近鉄八尾」の駅前風景(2018年)

鶴橋から近鉄電車に乗って片道10分少々、大阪市に隣接する「大阪府八尾市」の中心市街地にあたる近鉄八尾駅にやって参りました。人口約26万7千人を数え、2018年4月から大阪府下5番目の中核市となった街…隣の東大阪市同様、中小企業の町工場で栄えるブルーカラー都市である。 近鉄大阪線の急行以上の電車はことごとくすっ飛ばす途中駅でしかない、なんとも中途半端な存在感の近鉄八尾駅。この駅で降りた事もそう言えば全然無かったかも知れないくらいの場所だが、今回はある用事があってこの街に来る羽

¥150

【八尾空港】駅前一等地なのに何もない!陸軍飛行場の遺構が残る「八尾南駅の駅裏」を観察する

大阪市域からちょこっとはみ出て八尾市に入っている地下鉄谷町線の最果て「八尾南駅」で降りると駅前が工業団地くらいしか見当たらず何も無さすぎて驚愕してしまったのが前回のレポートだったが、その話にはまだ続きがある。 今度は改札から出て反対側の1号出入口を出ることにしよう。こちら側は駅の北側にあたり、谷町線車両を留置する八尾検車場に近い。しかし…

¥130

【八尾市】地下鉄谷町線が辿り着く最果ての地「八尾南」には何があるのか

大阪市営地下鉄改め「Osaka Metro」(←これいつまで経っても慣れません)全線の中で最長の路線距離、28.1キロメートル、駅数26駅を誇る「谷町線」、その両端部は大阪市外にはみ出している。その北側は守口市で、一方の南側は八尾市である。 天王寺から地下鉄谷町線に揺られる事20分、その最南端に位置するのが「八尾南駅」…こんな地の果てのような場所に大阪市民がそうそう用事があって来るものでもないロケーションだが、地図を見れば大阪市平野区からちょこっとはみ出てるだけなんですよね

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【雀荘ばっかり】日本有数のマンモス校・近畿大学の門前町!東大阪市小若江「近大前商店会」を歩く

大阪府内では吹田市の関西大学と並ぶ、日本国内でも屈指のマンモス校「近畿大学」のお膝元である東大阪市の長瀬を訪れ、駅から大学キャンパスへ向かう道中にある長い商店街を見物しているわけですが… 駅前からズルズルと連なる商店街も途中から「近大前商店会」と名前が変わって、さらに学生街の趣を強めている。その商店街のドン突きに近畿大学東大阪キャンパスの正門が見える。まさしくこれ以上ない「大学の門前町」感。

¥150

【東大阪市】近大生の集まる学生街「近鉄長瀬」のくたびれた駅前商店街を見る

全国学力テストで最下位にも近く大学進学率も低い、「学問」とは甚だ無縁の文化を誇る大阪というお土地柄にも国内有数の生徒数・卒業者数を誇るマンモス大学というものは一応ながら存在する。その代表格として挙げられるのは、やはり「近畿大学」だろうか。 今回はそんな近畿大学の本部キャンパスがある「近大の門前町」こと近鉄大阪線「長瀬駅」にやってきた。中小の町工場が密集するブルーカラー都市・東大阪市にあり、近くには布施とかいうガラの悪い街なんぞもあるわけですが、紛う事無き大阪屈指の学生街と言

¥130