マガジンのカバー画像

ニッポン移民街探訪

48
島国日本・単一民族国家…そんな言葉は過ぎ去った昭和の時代とともに“古きになりにけり”。首都圏・関西・東海、そして地方都市…日本各地に続々増えつつある外国籍住民の集住地域に目を向け… もっと読む
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

【東京移民街2023】え、ここ文京区なの?治安悪化中、ベトナム飲み屋街と化す「湯島三丁目」のカオス【ほぼ上野でした】

文京区の「湯島」と聞くと、ある一定の知識層にとっては学問の神様・菅原道真を祀り、日本の最高学府である東京大学を近隣にひかえる土地柄だけにガチな受験生が大勢合格祈願に訪れる「湯島天満宮」(湯島天神)の存在を真っ先に挙げるのだろう。受験シーズンの2月下旬頃には境内の梅園にある梅の木が一斉に花を咲かせ、多くの花見客でごった返す。さて、貴方の元にも“春の知らせ”は届きましたでしょうか…知らんけど。 「文京区湯島」は一丁目から四丁目まであり、湯島聖堂がそびえ立つ、御茶ノ水駅寄りの湯島

有料
200

【ワラビスタン】埼玉移民最前線2023!京浜東北線「蕨」がさらにヤバくなってきた【外国人比率10%超】

3年前から続いていたコロナ禍で東アジア随一の人口過密地帯である首都圏の人々の暮らしに変化がもたらされたという事はよく耳にする。テレワーク前提で首都圏辺縁部の新幹線通勤可能な街に移住する人々も増えたとかどうとか、だけれども、今もなお首都圏を走る通勤電車は常に満員寿司詰め状態だし、相変わらず人口増加傾向が収まる気配はない。世間一般の勤め人の大半は、そう簡単にライフスタイルを変える事などままならないのだ。 人口密度の高い街と言えば東京23区内やその近郊の政令指定都市、もしくは大阪

有料
380