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DEEP案内タウンガイド

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あの街この街、DEEP案内編集部がくまなく訪問。後にはペンペン草も生えないくらいに書き殴る。毒舌で下品なのは仕様です。責めないで。
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2024年4月の記事一覧

【川崎の最果て】乗り換えで商店街を歩かされる「稲田堤駅前」の場末過ぎる風景

川崎と立川の間を片道1時間(快速だと40分)で結び、おおむね東京都と神奈川県の境を成している多摩川に沿って延々と走る「JR南武線」…ここは東京のベッドタウンである川崎市の北部と京浜工業地帯のある同市の南部を唯一繋いでいる。川崎市では一時期市営地下鉄「川崎縦貫高速鉄道」なんてものが計画されていたそうだが、それは実現には至らず、今もここが実質的な“川崎縦貫線”である。 そんな南武線における川崎市最北の駅がこちら「稲田堤駅」。ここまで来るともはや川崎よりも稲城とか府中の方が全然近

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【川崎市麻生区】川崎なのにおセレブ志向?小田急線「新百合ヶ丘」はどんな街なのか

当方、個人的には「割と物騒な事件が多い」と感じてしまう「小田急線沿線」。言わずと知れたDQNと都落ちヤクザの溜まり場である「町田」、この間無差別殺傷事件が起きた「登戸」、2017年に起きたおぞましい「座間アパート9遺体事件」があった「相武台前」、そしてつい最近では厚木市の小田急の踏切でDQNが転がしていたアルファードが線路上で立ち往生して電車に激突、車は大破、電車は脱線し、多数の小田急線ユーザーが通勤難民と化し泣きを見た。 そんな地雷臭漂う小田急線沿線でも、いわゆる高級住宅

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【八千代市】“昭和のニュータウン”を忠実に残す街・京成線「八千代台」駅前の風景を見る

最近になって、よく千葉県民の方々から「なんで東京DEEP案内は千葉に来てくれないのか」とお叱りのメールを受ける。すみません、単に当編集部から遠いので足が向かないんです。でも年に何度かは行ってますので。ええ、本当ですよ。 で、今回やってきたのは京成線でだらだらと乗っていった先にある街、千葉県八千代市の「八千代台」という街だ。地理的には“津田沼のちょい先”になるわけだが、やたらと場所が遠い印象がある。ちなみに当駅は人口19.6万余りある同市の南西部にあるが、市内の地域で最も早く

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【箕面市に新駅爆誕】悲願の延伸開業を果たした北大阪急行線の新たな終着駅「箕面萱野」を降りるとそこには何があるのか

2024年3月、鉄道業界で話題となったのが北陸新幹線の福井県延伸と、「北大阪急行電鉄」の延伸開業の二つで、北陸新幹線はサンダーバードが敦賀止まりになって北陸行くのが不便になったね、と関西人が落ち込む展開になっただけだが、北大阪急行線の方はというと54年前の大阪万博の時に開業して以来、長らく千里中央が終点だったのが北に2.5キロ伸びて、二つの駅が新規開業したという話題で盛り上がっている。 巷では北大阪急行線の延伸線開業によって北摂の住宅人気がよりシフトし、“大阪の南北格差がさ

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