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尼で悪かったな

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大阪市のお隣にある阪神工業地帯の中核地域として栄えたファンキーな街「兵庫県尼崎市」に関する香ばしい話題の数々をお届けします。
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#出屋敷

【尼崎市】阪神出屋敷駅前のガラガラ商業ビル「出屋敷リベル」が結構酷い件

阪神尼崎駅のすぐ隣、尼崎競艇場のある尼崎センタープール前駅の間に位置する「出屋敷駅」と言えば、アマが誇る男のための裏名所としてあまりにも名高い「かんなみ新地」の最寄り駅でもあり、「飲む打つ買う」三拍子揃ったガチなオッサンの下町・尼崎市の本領発揮ゾーンの一角を占める。 今回はそんな出屋敷駅の近くにちょっと香ばしい物件があると聞いてやってきた。かんなみ新地に遊びに来たんとちゃいますよ。各駅停車の普通電車しか止まらない不便な駅なので、結局隣の尼崎駅から歩いて来た方が早かったりする

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【尼崎市】阪神出屋敷駅前、かんなみ新地と同様に消滅してしまったアーケード商店街「出屋敷中通り」を見る

街の風景も10年経てば相当変わってしまうものである。そういう意味で印象深いのが阪神工業地帯の中心、工業都市として栄えた尼崎市の「出屋敷」という地域。ここは阪神尼崎駅から普通電車に乗り換えて一駅隣のロケーションにあり、尼崎の中心繁華街の一角を成す尼崎中央商店街や三和商店街などにも近い。 裏町好きな我々からすると出屋敷と言えば戦後から長く続いてきた非合法ちょんの間地帯「かんなみ新地」の最寄り駅として馴染み深い場所だった。隣の尼崎駅からだと徒歩15分近く掛かるが、出屋敷駅から歩く

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色街の歴史が一瞬で潰えた!尼崎市「かんなみ新地」閉鎖の衝撃…歴史を終えた“ちょんの間”の数々を振り返る

世界中に混乱を招き入れた新型コロナウイルス渦から早くも2年が経とうとしているにも関わらず、未だにヨーロッパなどを中心に感染状況の深刻さに歯止めが掛かる事はない。ただ日本国内に限っては東京五輪開催前後の最悪レベルの“第5波”が静まって、今となってはかつてない収束を見せて、どこに出るにもマスクを付ける以外は日常生活をほぼ取り戻したかのようになっている。やはり日本人は勤勉で“横に倣え”が上手な民族だ。我が国ならではのワクチン接種率の高さが功を奏しているのだろう。 そんなコロナ禍で

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【尼崎市】アマでも喰えるソウルフード!寂れきった商店街の外れに残る「ホルモン焼き」名店巡り

終戦直後の貧しかった時代、阪神間におけるあらゆる生活物資が集まる「闇市」が勃興していた尼崎市中心部。その名残りとなるのが阪神尼崎駅と出屋敷駅の中間に存在する「三和本通商店街」や付属する複数の商店街、市場などである。 三和本通商店街のアーケードを南に抜けたあたり、右手には戦前からの歴史がある「三和市場」があり、左手には「新三和商店街」(サンロード)のアーケードがそれぞれ口を開けている。ここから見れば三叉のアーケード街が広がっている格好であり、この商店街の発展ぶりは関西でも屈指

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【尼崎市】アマが誇る特殊色街!平成日本の世に残る奇跡のちょんの間地帯「かんなみ新地」を見る

我が国日本は昭和の時代に苦い敗戦を経験しGHQの占領下に置かれた間、脈々と受け継がれてきた日本の生活文化もまたその転換を余儀なくされてきた。その結果、日本国からは昭和33(1958)年をもって「売春防止法」が施行された事で、売春は全て違法行為という決まりとなり、公許の「遊郭」というものは表社会から姿を消した事になっている。 それは現在、全国的には姿形を変えて特殊浴場(ソープランド)なりになっているものだが、なぜか大阪などの関西地方には、かつての「遊郭」そのまんまの姿で現役で

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