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尼で悪かったな

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大阪市のお隣にある阪神工業地帯の中核地域として栄えたファンキーな街「兵庫県尼崎市」に関する香ばしい話題の数々をお届けします。
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#阪神尼崎

【尼崎市】アマの超絶昭和空間、シャッター街と化す「三和市場&ナイス市場」を見物する

阪神尼崎駅と隣の出屋敷駅の間の一帯に広がる尼崎市中心部のアーケード商店街。中央商店街と三和本通商店街以外にも、昭和の生活空間が色濃く残る市場も生き残っている。 その一つが三和本通商店街の南東側にある「三和市場」という場所。網の目のように広がるアーケード街の中にあって、さらに商店街の構造を複雑なものにしている、アマの庶民の台所の、まさしく奥座敷的スポット。

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【尼崎市】兵庫県屈指の在日コリアン集住地「阪神尼崎」のコリアタウンとしての姿を見る

阪神尼崎駅前「尼崎中央商店街」を歩いていると、結構頻繁に目にするのが、キムチや韓国食材を販売する店舗である。尼崎市もまた、神戸市長田区などと並ぶ兵庫県屈指の在日コリアン集住地であり、その姿を見せているのだ。 今回はそんな尼崎の中心市街地におけるコリアタウンっぷりをじっくり観察してみようと思う。ここも鶴橋商店街のある生野区と負けず劣らず凄いのだ。

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【尼崎市】関西のリトル鹿児島、女体盛りが1500円で喰える街・阪神尼崎「神田新道」で呑んだくれる

阪神尼崎駅前に広がる一大歓楽街「神田新道」…夜ともなるとパチンコ屋のネオンが煌々と光り、荒くれ者が集うアマの労働者を迎え入れる様々な飲食店が娯楽店舗が軒を連なる、なんともガラの悪そうな一画である。 今回はこちら神田新道とその周辺にある呑み屋街をふらつきながら、尼崎市には滅法多い鹿児島県出身者の経営店舗にお邪魔して、芋焼酎を片手に“関西のリトル鹿児島”の空気に浸りながらあれこれ呑み食いしてきた。梅田から阪神本線で片道10分未満で来られてしまうお手軽な街、それが尼崎だが、殊の外

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【尼崎市】アマでも喰えるソウルフード!寂れきった商店街の外れに残る「ホルモン焼き」名店巡り

終戦直後の貧しかった時代、阪神間におけるあらゆる生活物資が集まる「闇市」が勃興していた尼崎市中心部。その名残りとなるのが阪神尼崎駅と出屋敷駅の中間に存在する「三和本通商店街」や付属する複数の商店街、市場などである。 三和本通商店街のアーケードを南に抜けたあたり、右手には戦前からの歴史がある「三和市場」があり、左手には「新三和商店街」(サンロード)のアーケードがそれぞれ口を開けている。ここから見れば三叉のアーケード街が広がっている格好であり、この商店街の発展ぶりは関西でも屈指

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【尼崎市】アマが誇る特殊色街!平成日本の世に残る奇跡のちょんの間地帯「かんなみ新地」を見る

我が国日本は昭和の時代に苦い敗戦を経験しGHQの占領下に置かれた間、脈々と受け継がれてきた日本の生活文化もまたその転換を余儀なくされてきた。その結果、日本国からは昭和33(1958)年をもって「売春防止法」が施行された事で、売春は全て違法行為という決まりとなり、公許の「遊郭」というものは表社会から姿を消した事になっている。 それは現在、全国的には姿形を変えて特殊浴場(ソープランド)なりになっているものだが、なぜか大阪などの関西地方には、かつての「遊郭」そのまんまの姿で現役で

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【尼崎+在日】阪神尼崎駅前で11月4日に開催されるガチ朝鮮系イベント「ハナマダンあまがさき」を楽しめ

大阪市に隣接する兵庫県尼崎市。阪神工業地帯の中枢地域として発展を遂げたこの街には地方からの多くの労働者が集まり、戦前の時代より当時日本の統治下にあった朝鮮半島から渡ってきた人々もいた。その関係で尼崎市は在日韓国・朝鮮人の人口が兵庫県内で神戸市長田区などに次いで多いとされる。 11月初旬の休日、阪神尼崎駅前に降り立つと、駅前広場を兼ねた中央公園に沢山の人だかりができている。屋台ではチヂミや焼肉の焼ける匂いが垂れ込め、ステージの前にはパイプ椅子とテーブルが並べられて多くの来場者

¥250