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尼で悪かったな

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大阪市のお隣にある阪神工業地帯の中核地域として栄えたファンキーな街「兵庫県尼崎市」に関する香ばしい話題の数々をお届けします。
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#かんなみ新地

色街の歴史が一瞬で潰えた!尼崎市「かんなみ新地」閉鎖の衝撃…歴史を終えた“ちょんの間”の数々を振り返る

世界中に混乱を招き入れた新型コロナウイルス渦から早くも2年が経とうとしているにも関わらず、未だにヨーロッパなどを中心に感染状況の深刻さに歯止めが掛かる事はない。ただ日本国内に限っては東京五輪開催前後の最悪レベルの“第5波”が静まって、今となってはかつてない収束を見せて、どこに出るにもマスクを付ける以外は日常生活をほぼ取り戻したかのようになっている。やはり日本人は勤勉で“横に倣え”が上手な民族だ。我が国ならではのワクチン接種率の高さが功を奏しているのだろう。 そんなコロナ禍で

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【尼崎市】アマが誇る特殊色街!平成日本の世に残る奇跡のちょんの間地帯「かんなみ新地」を見る

我が国日本は昭和の時代に苦い敗戦を経験しGHQの占領下に置かれた間、脈々と受け継がれてきた日本の生活文化もまたその転換を余儀なくされてきた。その結果、日本国からは昭和33(1958)年をもって「売春防止法」が施行された事で、売春は全て違法行為という決まりとなり、公許の「遊郭」というものは表社会から姿を消した事になっている。 それは現在、全国的には姿形を変えて特殊浴場(ソープランド)なりになっているものだが、なぜか大阪などの関西地方には、かつての「遊郭」そのまんまの姿で現役で

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尼崎連続不審死事件の主犯格「角田美代子」の生い立ちと若かりし頃の痕跡を訪ねる

当記事は2014年1月に別サイトで公開されていた記事に加筆を行ったものです。情報は当時のものになります事をご了承下さい。 二十数年間もの長い間、出会った人々を相手に巧みに人心を支配し己のマインドコントロール下に置き、複数の家族の人生を意のままに操っては収奪しては壊し、少なくとも10人以上の人物を死に至らしめた戦後日本屈指の凶悪犯罪「尼崎連続不審死事件」の主犯格である「角田美代子」はここ尼崎に生まれ、生涯の殆どをこの街で過ごしてきた。

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