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さいたま

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東京のすぐ隣にあるのに、住んでる人にまで、てんで相手にされない不遇の土地「埼玉県」を勝手に応援するコンテンツ。浦和・大宮・川口・蕨・戸田から草加に八潮・三郷・越谷、春日部に久喜、… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

【知られざる理想郷】武者小路実篤が開いた、埼玉県毛呂山町の「新しき村」を見てきた

まだ日本社会が“資本主義vs社会主義”で両者拮抗していた70年代、政権は自由民主党と日本社会党の二大体制、世の中は東西陣営の間で激しく繰り広げられていたベトナム戦争の長期化に疲弊し、学生は反戦運動に駆り出され、成田空港の建設に反対する農民とその背後で暗躍していた過激派による泥沼の“三里塚闘争”が記憶に残る。 この時代に日本社会でじわじわと増えていったのが「コミューン」と呼ばれる生活者の集団。同じ思想に共感した複数の家族が同じ土地で一つ屋根の下で暮らし財産を共有する。生計を立

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【埼玉の知らない街】養蚕と人権尊重の町「本庄市児玉町」のレトロすぎる町並み

不定期更新「埼玉の知らない街」シリーズ。ほとんど東京の方角しか見ていない“埼玉都民”が多い中で、埼玉県の奥地にひっそり残るドマイナー地域にあえて注目して県民の大半にとっても知られざる地域情報をお送りしていきたいと思うわけですが、今回は…

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【あついぞ熊谷】ビジュアルだけで脳が溶けそう…日本一暑い街「埼玉県熊谷市」で地元民が食らうマジキチ飯

当記事は「東京DEEP案内」で公開していたものを加筆修正の上、note上にて再掲載しているものです。 コロナ禍も完全に収束する事のないまま、糞暑い夏を迎えようとしている受難の2020年。相変わらず首都東京では毎日数十人単位で新規患者が出ている中、それでも経済活動を止めたままにするわけにもいかないと自粛解除の流れが止まる事もない。それで“新しい生活様式”とやらに従って、容赦なく30度以上の気温でもマスクを付けて外出せねばならなくなったわけで、むさ苦しいったらありゃしない。最近

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【色街探訪】日高屋生誕の地!さいたま最強のお遊びスポット「大宮北銀座」をうろつき回る

日本の人口の3分の1近い、約3600万人が暮らす首都圏。そのうち男性だけでもその半分くらいいるということは、それなりに発生してくる“需要”というものもある。特殊浴場…いわゆるソープランドである。古くは遊郭・赤線地帯といった紳士の社交場だったものが売春防止法が施行された昭和33(1958)年以降、形を変えて残っているものだ。首都圏には吉原遊廓を起源とした台東区千束四丁目のソープランド街、川崎市の堀之内や南町にあるのも同じく遊郭や赤線地帯の後そうなった名残りのようなものだ。 昭

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