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うちなーんちゅ探訪記

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日本本土に移り住んだ沖縄県出身者・ウチナーンチュが暮らす土地の数々を訪ね歩いた記録。大阪市大正区をはじめ全国各地に散在するリトル沖縄を求めて。(奄美諸島出身者・アマミンチュ含む)
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#ソウルフード

【おきナニワん】一等ガチな沖縄タウン「大正区平尾」で喰らう琉球ソウルフードの数々

沖縄出身者とその子孫が多く住む大阪ベイエリアのコアな下町「大正区」の奥地、鉄鋼・船舶関連の大工場がひしめく錆色の工業地帯、誰も見向きもしない都会の中の離れ小島のようなロケーションに、遠く離れた琉球から流れ着いた人々が世代を超えて大阪で育んだ独特の食文化が受け継がれている…ちょっとときめきませんか、そこの貴方? 前回のレポに引き続き、再び大正区南部の平尾地区に点在するガチな沖縄ソウルフードを食わせてくれる店を巡る事にする。こちらはサンクス平尾商店街近く、平尾公園の日常風景でご

¥200

【尼崎市】アマでも喰えるソウルフード!寂れきった商店街の外れに残る「ホルモン焼き」名店巡り

終戦直後の貧しかった時代、阪神間におけるあらゆる生活物資が集まる「闇市」が勃興していた尼崎市中心部。その名残りとなるのが阪神尼崎駅と出屋敷駅の中間に存在する「三和本通商店街」や付属する複数の商店街、市場などである。 三和本通商店街のアーケードを南に抜けたあたり、右手には戦前からの歴史がある「三和市場」があり、左手には「新三和商店街」(サンロード)のアーケードがそれぞれ口を開けている。ここから見れば三叉のアーケード街が広がっている格好であり、この商店街の発展ぶりは関西でも屈指

¥150