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世界DEEP案内プレミアム

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世界各地のアレな場所を訪問してきた「世界DEEP案内」のコンテンツです。noteでしか書けないネタもあれこれ収録。
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#釜山広域市

【タルトンネ】日本人の墓石が石垣や階段にされてしまった釜山の観光スラム街「峨嵋碑石文化村」を歩く

当記事は2015年3月から「世界DEEP案内」で公開していた記事をnoteにて再公開しているものです。 韓国各地には「タルトンネ」(달동네)と呼ばれるスラム街が残っている。「月の村」という意味の言葉で、お月様に近い山の中腹に作られた貧民街という意味の俗語である。 韓国第二の都市である釜山にも多くのタルトンネが存在する。朝鮮戦争時代に北朝鮮軍の南進によって一時期首都ソウルが陥落し、大量の避難民が朝鮮半島の最南端に位置する釜山に押し寄せ、居住環境の悪い山の中腹部に着の身着のま

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日本統治時代の旧緑町遊郭…韓国・釜山忠武洞の置屋街「玩月洞」(ワノルドン)を見物する(追加画像あり)

この記事は「世界DEEP案内」で公開していたものを加筆、写真追加の上、noteにて再公開しているものです。 朝鮮半島は明治43(1910)年の日韓併合から35年間、日本による統治を受けていた。その時代の痕跡は、特に日本にも近い韓国第二の都市・釜山にもそこかしこに残されているのだが、とりわけ特筆すべき点が「日本時代の遊郭がそのまま残った場所がある」というところ。 それが釜山の中心市街地に位置する地下鉄1号線チャガルチ駅から割と近い所にあるというので、一度見に来てやろうと思っ

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