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お奈良はん

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“近鉄乗る人、お奈良はん” 京阪神三都に隠れて古都のエグさを見せつける奈良県ならではのDEEPネタを不定期にお届け差し上げます
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#人権

【失われた人権文化遺産】奈良県桜井市「大福」にある“石川さんをかえせ”モザイクタイル画を見に来た

今回やってきたのは「奈良県桜井市」…奈良盆地の南東側、中和地域に属し、日本最古の神社の一つとされる「大神(おおみわ)神社」をはじめ長谷寺など有名寺社を数多く抱え、三輪素麺が地場産業。市内には近鉄大阪線、JR桜井線(万葉まほろば線)が走り、桜井駅から近鉄電車で片道40分そこそこで大阪市内に行ける。 しかし大阪のベッドタウンとして…という趣きはあまり漂ってこない。ここからさらに離れた三重県名張市の桔梗が丘みたく大規模なニュータウンが開発されているわけでもないし(せいぜい朝倉台く

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【差別と逆境】満州帰りだった少年時代の赤塚不二夫が暮らした街…奈良県「大和郡山市」の“路地”を訪ねて

どんな人間でも生まれ育った環境によって理不尽な差別を受ける経験というものがある。海外ではよくある肌の色による人種差別、日本で言うところの身分制度の名残りから生じた部落差別、そうした差別で心が傷つけられて云々…という話は古今東西耳にするものだが、そんな“逆境”をむしろバネにして世の中でのし上がっていく人間だっている。 とりわけ当方が印象に残っているのが漫画家の赤塚不二夫(1935-2008)だ。昭和10(1935)年に満州(現在の中華人民共和国北京市密雲県古北口)に生まれ、敗

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【人権のふるさと】奈良県御所市に存在する「家賃2万円で住める庭付き一戸建て市営住宅」を見に行った

大阪・あべの橋から近鉄南大阪線に乗り、途中の尺土駅で御所線に乗り換え、合わせて片道1時間弱ほど電車に揺られていくと、辿り着くのは大和葛城山がそびえる金剛山地の懐に抱かれた大自然に囲まれた街「奈良県御所市」である。人口2万4千人程度しか居ない小さな街だが、一部の間では良い意味でも悪い意味でもよく知られた街でもあり、我々も何度か足を運んだことがある。 御所の中心市街地に位置する終着駅・近鉄御所駅で降りる。ここに至る「近鉄御所線」はかつて南和電気鉄道という会社が昭和初期に開業させ

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奈良県最強のアウトロー神輿が見られるムラが“顔面の入れ墨”を剥がすとき

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丘の上に“旧奈良監獄”がそびえる、日本最初のハンセン病療養施設があった「奈良市東之阪町」を訪ねる

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