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保険証とモラハラ

タイトルだけじゃぁ、意味わからないですよね。
私もよくわからない(笑) 

私、結婚以来、モラハラを受けていて、ある日突然、20年分の我慢の限界がきて、離婚調停を申し立て。
1年間家庭裁判所で戦って離婚しました。
これですべて自由になるかと思いきや、意外と、離婚後もモラハラが続いていて離婚後のモラハラのひとつが保険証でした。

ところが、今回、離婚後も元夫が手放さなかった「社会保険上の扶養=保険証」を手放しました。

調停成立後、元夫の弁護士は「勝手な行動をしないように」とかなり強めに元夫に釘を刺していました。
というのも、調停期間中も弁護士の言う事を聞かず、自分だけが得して有利になるために編み出した、よく分からない主張を調停のたびに繰り広げて毎回、混乱を引き起こしてきたからでした。(そして、調停成立後、即、契約を解除されてました)

離婚後、当時の職場で子供達の保険証を申請したところ、
「すでに元夫が申請し、受理されているから、受け付けられない」
「保険証は1人につき1枚が原則」
「元夫に保険を脱退してもらうよう伝えてください」
と回答があり、頭を抱えてしまいました。

元夫が作った保険証ではひとり親の医療費援助を申請することができません。
当時、私も弁護士をつけていたので、弁護士経由で理由の確認と脱退の依頼をしたところ、
「子どもたちの名前の保険証を持つことで、家族として繋がっていると思えるから許して欲しい」
という、超絶センチメンタルでイカれた回答が。

そんな回答が元夫からあったところで、当時の職場から連絡があり、
「元夫の保険証を絶対に使わないと確約して、もし使ったら即返納、子どもの保険証の申請はもう二度とできないという条件を飲んでくれたら、申請を受け付ける」
とのことでした。担当の方、私の状況を聞いて、ものすごく交渉してくれたようでした。ありがとうございます。
そして、無事に子どもたちの保険証が私の職場から発行されて、ひとり親の医療費援助も申請できました。

こちらで保険証が発行されれば、とりあえず問題はないので、弁護士とこれはもう、放っておきましょうということにはなりました。

その後、当時の職場の就業年限を迎えて退職、転職するたびに保険証で苦労することになって、経緯説明書を毎回提出して、それでもなんとか子どもたちの保険証も発行してもらえてきました。
でも、今の会社は「元夫が養育費を支払っているのであれば、元夫が子供たちを扶養していると判断した」そうで、子どもたちだけ国保加入となってしまいました。
私が子どもたちと一緒に暮らして、衣食住全て面倒見ているのに?親権者は私なのに?
元夫が子どもたちの保険証を持つことで、離婚後もずっと不正に家族扶養手当を受給し、それが養育費に上乗せされてきたわけではないのに。

そんな感じで離婚後もモラハラを受け続けていて、嫌だけど、関わりたくないし、と泣き寝入り状態が続いていました。

ところが、先日、突然、子どもたち経由で連絡が入って
「子どもたちの社会保険を脱退することになった」
ということがわかりました。理由は不明ですが、とにかく脱退証明さえこちらの手元に届けばいい。

そして、ついに届いた「脱退証明」。
正確にはヘッダ写真の名称の証明書。離婚後も私を苦しめてきた事柄が1つ減りました。
私の事情を知っている今の会社の担当者の人も喜んでくれて、最速で手続きが終わるように頑張るからね、と言ってくれました。

これで今後は子どもたちの保険証で余計な書類を作って提出することがなくなります。ほんとうによかった。

世の中にはモラハラで苦しんで泣いている人がたくさんいると思います。モラハラのない世界がいつかやってきますように。

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