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裁判という名の黒い儀式

息子は性犯罪の被告人

「裁判」という非日常の出来事は、一般の方々にはあまり縁のある事象ではないはずのものです。我が家族もそんな一般市民です。

ところが、息子が性犯罪を犯すという事態が重なることによって、その日常は崩れたのです。性犯罪には「性依存症」という病が裏にあり、刑罰と治療は別々に対処しなければいけない問題ですが、本人としてはそれら二つの十字架を背負うことになるでしょう。

もし、読者のあなたが同じような性依存症の状況にあるような場合や、そのご家族であるような場合には、是非この先の記事を最後まで読んでもらえると嬉しい限りです。

共有できることが多くあると思いますし、もしかして今後繋がれて情報交換や問題の軽減に関する協力関係が築ける可能性もあることでしょう。

そして今後の私たち家族の活動にいくばくかの支援を賜ることができれば、なお今後の精進のモチベーションにもつながりありがたい限りです。

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よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは依存症の息子の治療に使わせて頂きます。親の私は既に古希を迎え、この年になっての試練を家族で乗り越えたいと思います。