フィリピンの物価
中3の娘の夏休みを利用してフィリピンの語学学校に来ている。
ホテルの部屋にキッチンがついているので、基本自炊をしているのだけど、フィリピンのスーパーマーケットの物価は日本とほとんど変わらない。
私たちの滞在先はセブではないけれど、まさに、▼△さんかく▼△ さんのご報告のとおり。
ソウルでファンになったカフェがこちらにもあったのでカフェラテを頼んだら660円くらいだったかな。大きさはスタバのトールサイズくらい。ただフィリピンの方は甘党のようで二口でギブアップ。このお味でなかなか強気な値段設定ではありませんか、という感じ。
私たちはよくSMモールという、フィリピンでメジャーなモール内のハイパーマーケットで買い物をしているのだけど、買い物かご1つ分に卵や牛乳、ハム、パンといったごくごく普通のものを買って4000円から5000円くらい。
水が6リットルで250円くらい。2リットルでも220円なので面白い値付けだなと。
これは安いなぁと思うものはマンゴーとパスタ、あとはスーパーで売られているパンくらいかな。マンゴーは4つで180ペソ。ただ先生曰く、市場なら1つ20ペソで買えるそう。パンはバーガー用のものが6つで確か180円くらいかな。
乳製品は高くて、特にヨーグルトは日本の倍くらい。牛乳やチーズは日本の1.3倍くらいかな。
卵はオーガニックのものが1ダース400円ほど。
アンデルセンのようなパン屋さんはモール内に3つも4つもあってどこもハズレなしという感じで、価格は日本の8〜9割くらい。重宝しています。
ユニクロは日本より2〜5割くらい高い印象です。
タクシーは日本よりは安いけれど、8キロで1000円くらい。同じ距離もジプニーだと80円くらい。ただ時刻表がないので上手くのれたことがない。
フィリピン人と日本人の年収は大きく違うのでSMモールは外国人向けなのかと思ったら、フィリピン人の先生曰く、もちろん市場の方が新鮮で安いけれど、SMモールも現地の人はよく利用するんだそう。
ちなみにその先生は時給70ペソなんだとか。1日10コマ、700ペソを稼ぐために朝3時起きで片道2時間かけて通勤しているそう。交通費は1日200ペソと言っていたから差し引き500ペソ。ということは日給1300円くらいかな。その収入で日本とあまり変わらないマーケットを利用するのは大変な気がしたら、先生も「物価はどんどん上がっているのに給料は変わらないから、政府に怒っているのよ」と力説していました。
彼女にはご自慢のハンサムな旦那さんがいて、よく写真を見せてくれるのだけど「ハンサムとリッチはたいてい両立しないのよー。だから私は毎朝3時起き」と、とってもチャーミング。
ドバイで5年間働いていたそうだけど、結局、海外に出稼ぎに行っても生活費が高いので、それなら子ども達と一緒に暮らせるフィリピンの方がいいという結論に達したのだそう。
先週末はk-popアイドルのNCTのマニラ公演があったのだけど、若い先生が前から4列目だったと写真を見せてくれた。チケット代は15000ペソだったとか。こんなところからも経済はどんどんボーダーレスになっているのを感じる。