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この世界には私以外の人間も存在するのか。

 以前私はこのような題材を扱った。「私たちが生きている世界は果たして同じ世界なのか。」というものだ。そして今回のテーマは「独我論」だ。独我論とはこの世界のは「この私」しか存在しておらず、私の目に映るものは全て私の思考が作ったものであるという議論だ。

 果たしてこれは正しいと言えるのか。結論から言おう。私は独我論は間違っていると考える。確かに以前考察したように、私とあなたの世界が同じであることを完璧に証明することは難しいように思う。だが、もしこの世界に私しか存在しないならば数々のものがこの世界で不要になってくる。大きなもので言えば「言語」だ。言語は自分以外の誰かと意思疎通を図るために存在している。だがこの世界に私しか存在しないとしたらどうだろう。言語なんて必要ない。他には時間性行動、愛情なんかも必要なくなってくるだろう。

 今回は以上のように考察してみた。「もしこの私しか存在しないとしたら、もしくは他人も存在していたら」などと考えてみるのが哲学の第一歩なのではないだろうか?

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