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Text 2024 5/18~5/25

5/19 文学フリマ

 文学フリマ東京に遊びに行った。訳あって来春より本に関わることとなるので、意識を高めようという名目でだ。す~っごい楽しかった。僅か1000円で入場できて、あれ程の熱量を浴びることが出来るならばスーパー銭湯よりも割りがいいと思った。まぁ結果としては20時間働いて手に出来るほどのお金を使ってしまったのだが。
 漠然と「本を作る」というのは、出版社~書店~編集者~と、そういった世界のことだと思っていたが、書いてプリントして纏めれば本になり、そしてこういった場で売ることまで出来るのかと改めて気づかされた。思い付きで学校をサボり、いつもと違う道を駆け抜けた日だとか、マクドナルドでハンバーガーを3個頼んだときのような、法や倫理はどうあれ神様は何事をも強制も規制もしていなかったのだと気づくことができた。

5/20 遭遇、狂爺

コンビニで日々働いているのだが、狂爺と遭遇してしまった。話しかけられたときにうっかり愛想よく返事をしてしまったのが運のツキ、その後45分にわたって何故か少し上から目線で説法を説かれてしまった。油断した~~。何も成し遂げてないならば黙っとけ!と言わなかったのはその時の私の立場が「店員」だったからに過ぎない。終いには「こんな価値のある話本当はタダじゃ話さないんだからね?」とか宣っていた。そんな話をお金ももらわずに聞いてやったことへの感謝もせずに。キィッ。

5/23 カメノテを食べた

 いつも贔屓にしている海鮮系の居酒屋でカメノテを食べた。あれは海で生息している、というよりは岩に成っている植物だとか、そういったものとして認識していたのだが、いざ殻を剥くとピンクのプルプルした肉が出てきて「めちゃくちゃ生きてんじゃん」と友人と笑った。食感はグニグニサクッグニ、で、途中の「サクッ」の正体が分からずお互いに黙っていた。味はカニとかエビだった。あとあれはてがベタついてしゃーない。

5/24 イシナガキクエを探した

 テレビ東京の「イシナガキクエを探しています」第4話を観た。3話までだと思っており、地上波のそれを視聴した段階では「考察はできるけど投げ出し過ぎだよ~~ポヨーン」とか思っていたけど第4話でその殆どが繋がり、オチもついて最高だった。ただ解けてしまったらそれはそれでどんどん興味を失っていく感覚が寂しかった。勿論めちゃくちゃにオモロだったし観て良かったと思えたのだが、終わってしまったという実感はいつまでも苦手だな~と思う。しかも全3話かと思いきや4話目あります!という雰囲気を出してきていたので、「終わってなかったの!?終わり?え、もう本当に終わり?まだ作ろうと思えば作れるんじゃない???」と思えてしまう分寂しかった。


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