【番外編】戸田から守谷へ移動してみた【RTA?】
こんにちは。でぃーだ（@Dee_bbyS）です。
遅くなりましたが本年も宜しくお願い致します。
さて、年が明けて1月といえば新人合同自主トレの季節。
ヤクルトでも1月10日～28日にてヤクルト戸田球場にて新人合同自主トレが行われ、戸田の大空の元で期待のルーキーたちがプロとしての最初の一歩を踏み出しました。
私の毎年1月の楽しみの一つにはこの新人合同自主トレがあるのですが、2027年にはファーム施設が茨城県守谷市に移転予定のため、”戸田で”この光景を見ることが出来るのもあと僅か…ということをぼんやりと考えていたところ、頭の中にふと1つの考えが浮かびました。
「戸田と守谷って実際はどれくらい離れているんだろう…？」
ということで、戸田球場から守谷のファーム施設予定地に直接行ってみましたので、今回はその記録をnoteにまとめていきます。
RTAとは？
さて早速ですが、皆様は（主にゲーム等の界隈で使われる）RTAという言葉をご存知でしょうか。
RTAとは、ゲームを最初からプレイして実時間でどれだけ早くクリアできるのかを競う遊び方です。
実時間で時間を競うことから、リアルタイムアタックと呼ばれており、RTAはReal Time Attackの頭文字を取った略称です。
夏や冬に開催されるRTA in Japanを見るのが好きなこともあってRTAという響きに常日頃から憧れていたため（？）、今回は戸田球場から守谷の新ファーム施設予定地まで最速で移動するというRTAをやってみたいと思います。
そして脳内で咄嗟にそれっぽく設定したルールはこちら。
［ルール］
・移動では自家用車やタクシーを使わない
⇒ということでAny%ではありません。悪しからずご容赦を（？）
・RTAではあるもの道は走らず、一般的なルールやマナーは遵守する。
人生初のRTAがこんなに緩いもので良いのかとも思いつつ、では次からは実際のRTAを振り返っていきます。
戸田から守谷へ！
12:00 戸田球場を出発！
実施日は1/13(土)。
自主トレもひと段落といった様子であったことも合わせ、キリの良い12時ちょうどに戸田球場を出発しました。
ちゃんとスタートの証拠を残していなかったのですが、下記の戸田の外観を撮影した写真（のスクリーンショット）をその代わりとさせてください…。
さて、自家用車等を使わない限り、一般的に戸田球場と武蔵浦和駅間の移動はスワローズ公式Webページにも記載がある通り、路線バスで武蔵浦和駅まで向かう（所要時間：20分弱）のがオーソドックスなルートになります。
この路線バスもお昼時の時間帯で10分強に1本という間隔で来るため、普段であれば十分待てるのですが、今回はあくまでもRTA。
タイミング良くバスに乗れたとて、道路渋滞や乗り込む人数の多さ等の外部理由で、乗車時間が伸びる可能性もこれまでの経験上それなりにあります。
最速を目指す以上、どうしても不確定な選択肢は選びにくい。
一方で、待ち時間がほぼ無し＆バスと同等の時間で武蔵浦和駅まで移動する方法があるため、今回はそちらで武蔵浦和駅まで向かうこととしました。
12:06～12:24 武蔵浦和駅へ
バスを諦めて選んだ選択肢は自転車。
実は武蔵浦和駅や戸田球場周辺では「HELLO CYCLING」というシェアサイクルのサービスが利用できます。30分130円と料金も安価であり、（充電が残っていれば）電動自転車でもあるためかなり快適に移動が出来ます。
HELLO CYCLINGのサービス概要や利用方法は公式サイトまで↓
［このnoteはプロモーションを含んでおりません］
戸田球場に行ったことがある人の中には、堤防前の「戸田市水と緑の公社」に見覚えがある人も多いのではないでしょうか。この建物の下にシェアサイクルの駐輪場があり、在庫があれば借りることが出来ます。
今回はしっかりと在庫がありましたので、アプリで簡単に手続きを終えて自転車を借りることが出来ました。
アプリ等で所定の手続きを行うことで自転車を借りることが出来ます。
そして、寒空の下で自転車を漕ぐこと18分。
信号にいくつか引っかかってしまうというタイムロスもありましたが、無事に武蔵浦和駅に到着することが出来ました！
正確には武蔵浦和駅から徒歩数分の駐輪場（サイクルポート武蔵浦和1）にHELLO CYCLINGの専用スペースがあるため、そちらに返却しました。
スムーズな時はこの行程を15分で着いたこともあるのですが、仮にそうだとしても乗れる電車は変わらなかったので実質的なロスは無し！良かった！
12:32～13:01 武蔵浦和駅⇒南流山駅
ここからは電車で守谷に向けて移動します。
ファーム施設予定地の最寄りである守谷駅まで向かうにはつくばエクスプレス（以下 TX）に乗り換える必要があり、武蔵野線 武蔵浦和駅からまずはTXに接続している南流山駅に向かいます。
後で確認しましたが、最初にバスでの移動を選択していた場合は12:16に彩湖・道満グリーンパーク入口を出て12:32武蔵浦和駅着。
駅のバス停から武蔵野線のホームまではどう頑張っても数分かかるため、バス移動の場合はこの電車には間違いなく乗車できてませんでしたね…。
電車内については特に書くこともありませんが、埼玉県を横断するように30分ほど武蔵野線に揺られ、江戸川を越えて南流山駅へ…！
13:07～13:19 南流山駅⇒守谷駅
乗換案内ではもう1本後の電車（13:14発）を案内されていたのですが、武蔵野線でしっかりと調べた上で出口に近い車両に乗っていたため、
13:07発の区間快速に余裕を持ってTXのホームに到着出来ました！
子育て世帯を中心に世間で大きな注目を浴びる流山おおたかの森を横目に、今回向かうは茨城県は守谷市…！
13:19～ 予定地までは…？
ということで13:19にTX守谷駅に到着しました！
さて、ここからは実際にファーム施設予定地に向かう訳なのですが、
工事すら始まっていない現時点では”何もないただの河川敷”に向かうため、近くまで行くことが出来る公共交通機関などというものはなく、また守谷には武蔵浦和で使ったシェアサイクル等のサービスも見当たりません。
つまり、自家用車やタクシーをルールで禁じている以上は徒歩が最適解となるのです…！
ということで、ルート検索を開始した結果がこちら。
所要時間は衝撃の約1時間！
私自身このように歩くのは3回目なので所要時間時間に全く驚きはなかったのですが、やはり改めて見るとちょっとたじろぎますよね…。
基本的には、守谷駅を出てからはTXの線路沿いを秋葉原方向にひたすら真っ直ぐ進むことで予定地に大きく近付くことが出来るのですが、だからこそ単調で長く感じるというか…。
そんな中でもひたすら歩き続け、常磐道の上を渡って守谷SAの横を通過。
守谷移転の決め手の1つとなった守谷SIC（スマートインターチェンジ）は、2030年頃に守谷SAに併設される形で作られる予定です。
守谷SAを越えて少し歩いていると、食品や医薬品の会社として知られる株式会社 明治の工場（明治なるほどファクトリー守谷）が見えてきます。
何よりこの工場が見えてきたら目的地まではあと少し。
割と分かりやすくて良いかと思います。
そして…歩き続けてついに…！
ゴール！
謹 賀 新 年 pic.twitter.com/sTbxvKAl2X
— でぃーだ (@Dee_bbyS) January 13, 2024
ということで無事にファーム施設予定地に到着しました！
12時に戸田球場を出発して、14:15に守谷の新ファーム施設予定地に到着。
ということで今回のRTAのタイムは2時間15分でした！
前人未到の世界記録です！おめでとうございます！！
実際は14:10頃に着くペースで歩いていたのですが、後述する工事の兼ね合いもあり、ゴール目前で少し手間取ってしまったためにほぼルート検索の予定通りの時間に到着しました。
最後に
戸田球場と守谷新施設は入れ替わりで使用することになるはずであるため、基本的にこの2つを”ハシゴ”する必要はないでしょうからこのRTAに何の意味があるかは分かりません。じゃあなんでこんなことやったんだ
ということで今回は完全に思い付きで守谷に行ったのですが、予定地の近くでは堤防整備の工事が行われておりました。
移転に際して堤防を整備・強化する旨は以前より説明がありましたが、ファーム施設の着工である2024年夏を待たずして今回の計画が徐々に進み始めていることを実感出来たことはとても良かったです。
また、これは以前から感じていましたが、TX守谷駅から1時間弱も歩いた通り、守谷駅からのアクセスは今後の注目すべきポイントとなるでしょう。
とはいえ、市の説明の中でシャトルバスを設ける予定と明言されていますので今から心配する必要はないのですが、とはいえそのシャトルバス以外にも何かしらの手段があると良いのかな…と改めて思いました。
守谷でもこういうサービスがあったら面白そうだけど、出来るのかな…？
最後に、今回は番外編のような形となりましたが、普段はファーム施設の守谷移転について各種計画や資料を読み解き、様々なことをnoteに書いております。もし興味を持った方は下のマガジンより過去作を是非。
…プロ野球における大晦日でもある今日に更新すべき内容でないのは百も承知ですが、これもまた味ということで今年も宜しくお願い致します（？）
ということで今回はここまで。
ご覧いただき誠にありがとうございました！
完全に余談ですが、1/13（土）の夕方から夜にかけて関東圏でも目に見えて分かる程の雪が降りました。徒歩しか移動手段のない私はとんでもなく雪に打たれることとなるのですが、それはまた別の話…。
（写真は全て筆者撮影）
もし良ければサポートを宜しくお願い致します。 いただいたサポートが次のnoteを書くモチベーションになります！