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賃貸物件の火災保険を乗り換えてみた話
賃貸物件を契約するときに、火災保険に加入も義務付けられています。
火災保険は「不動産仲介会社がすでに用意しているもの」ってイメージで、自分で契約したり乗り換えたりって選択肢がないかもしれません。
ぼくもそんな感じで、仲介会社が勧めてきた火災保険にそのまま加入してました。
いろいろわけあって、火災保険について調べてみると「簡単に乗り換えられる」ってことがわかりました。
しかも仲介会社の勧めてくる火災保険って、値段は高いけど補償内容は微妙で、無駄に料金を払っているパターンが多いとのこと。
ぼくは年間9,000円程度の火災保険に加入していたけど、同様の保険が年間3,600円で加入できるらしく、乗り換えを決意しました。
具体的には、こんな感じ↓
・乗り換え先の火災保険を決める
・今の火災保険を解約する→仲介会社に電話する
・新しい火災保険の証明書を仲介会社に送る
ぼくの場合はとにかく安さ重視で、必要最低限度の補償で「チューリッヒのミニケア賃貸保険」をを契約しました。
これで年間の火災保険料が3,500円程度に節約できました。
もともとの火災保険が9,000円だったので、その差は5,500円!ありがたいものです。
次にやったのが、今契約している火災保険の解約です。
ぼくは三井住友海上の火災保険に加入していたのですが、解約ページを見ても、退去の場合しか受け付けボタンがありません。
途中解約したい場合は、保険の代理店に電話するしかなく、ぼくの場合は仲介会社が代理店だったので直接電話しました。
仲介会社としては、火災保険の乗り換えは望んでないため、解約するまでにかなり問答がありました。
・契約時に「乗り換えはできない」と決まっている
・契約書の備考欄に、火災保険の指定が記載されている
・変更するなら、同等の補償金額がついた保険しか認めない
ぼくは上記のような理由を言われて、火災保険の乗り換えを拒否されました。
ちなみに上記の理由に対しては、法的な根拠がなく、知識のないぼくに対してカマしてきただけ。
・契約時に「乗り換えはできない」と決まっている→特にそんな契約してない
・契約書の備考欄に、火災保険の指定が記載されている→記載なし
・変更するなら、同等の補償金額がついた保険しか認めない→火災保険に加入すれば問題なし
事前に契約書を見たり、乗り換えを拒否された人の対策をチェックしたりしていたので、なんとか対応できました。
仲介会社としては、既存の火災保険だと手数料が入るらしく?、乗り換えられると収入が減るため、どうしても乗り換えを拒否したいんですよね。
事前に賃貸契約書をくまなくチェックして、火災保険についての記載を見ておいたから、交渉ができました。
特に調べずに解約の電話をしていたら、仲介会社の謎ロジックで押し通されていたと思います。
対応してくれた方は、ぼくの「乗り換えれるでしょ?」という問いに対して、いろんな手段でNGをつきつけてきたので、今までいろんな人の乗り換えを阻止してきたんでしょう。
そういえば昔、歌舞伎町のぼったくりキャバクラでぼったくられたんですが、その対応を思い出しました。
こちらが何を言っても論破用のロジックがあって、すべての打ち手を消していく感じ。
最終的には「こっちが悪いから払うしかないのか・・・」と思わせて、お金を払わせる戦法ですね。
まあそんな感じで、仲介会社に保険の解約をしてもらい、無事に乗り換え完了です。
世の中には無駄に複雑で、素人にはわからないようなシステムでお金を奪っていくビジネスがあります。
一見お得にそうに見えるリボ払いとか、違約金がバカ高いネット回線・スマホ回線とか。
「エグい商売してんな」って思うこともあるけど、ぼくたち消費者にできるのはネットで調べたり知識を身につけて、無駄なお金を払わないことぐらいですね。
火災保険の乗り換えは、割と簡単にできて、年間5,000円ぐらい節約できるのでぜひやってみてください。
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