1000冊の本を読んで、おもしろかった20冊を紹介します
ぼくは読書が趣味で、気づけば1000冊以上の本を読んでました。
自分の振り返りがてら、おもしろかった本を20冊ピックアップしてみたので、ぜひ読んでみてください。
「人間には複数の顔があって、接する人によってその顔は変わる」という分人説を唱えた本。
会社で働いているときの自分、恋人といるときの自分が違うように、人間っていろんな「分人」が集まっています。
ブレずに自分を貫く人が評価されることもありますが、そもそも「分人でいろんな顔を持ってるのが人間」という・・・
15~18世紀のヨーロッパで、4万人以上の女性を殺した「魔女狩り」を解説した本。
だれも見たことない「魔女」という存在が、どんどん現実味を帯びて、最後には「疑惑だけで殺してしまう」という悲劇。
読み終えて、「人間って愚かなんだなあ」と悲しくなりました。
「どうやって幸せになるのか?」を科学的に考察した本。
人間関係・仕事・お金に満足して、人生の意味が分からなくなったときにお世話になりました。
タイトルの通り、いろんな遊郭に泊まる本。
遊郭ってどこも風情があって、写真を見ているだけで切なくなります。
ローカルメディア系で有名な藤本さんの著書。
「編集=メディアを活用して状況を変える力」と定義して、どんな風に編集力を活用するかを説明しています。
メディアの仕事に携わる人にオススメ。
元京大卒ニートのphaさんの著書。
既存の価値観に対して「本当にそれで幸せになれるの?」をユルく問いかけた内容です。
イケイケの自己啓発本にハマっていたときに、この本を読んで衝撃を受けました。
意識高い系が苦手な人にオススメです。
「スピリチュアル系にハマる人ってどんなの?」って気になったときに、勉強として読みました。
スピリチュアルビジネスの構造、ターゲットになりやすいタイプなど、詳しく解説されてておもしかったです。
「効用の低減を避けるために”初心を忘れるな”と経典に入れる」など、スピリチュアルは行動経済学をうまく絡めてビジネスしているようです。
ラジオで有名なジェーン・スーの対談本。
ノリで買って読んでみると、ジェンダー・東京論・メディア論など、幅広い内容でおもしろかった。
ピカソ・マルクス・フロイトなどの天才たちが「どんなスケジュールで仕事していたのか」をまとめた本。
割と酒に溺れたり、不眠に悩んでたりして「時間が自由だと、生活が壊れていくよね〜」と共感しました。
著者の本多静六は大学に勤めながらも、投資で巨万の富を築いた人です。
お金系の本って、金持ち実業家が「全部仕事に投資しろ!」という再現性のない内容が多いんですが、この本は「給料の1/4を貯金→投資する」という再現性の高い方法が紹介されてました。
地に足のついたお金管理が知りたい人にオススメです。
「スマホのアプリって、ずっと見てしまうように設計されてるから、アプリを消してスマホを手放そう!」という本。
数年前に「少ないもので生きる」というミニマリストが流行りましたが、そのデジタル版です。
スマホ依存の人は読みましょう。
「企業は売上を年々増加させようとするけど、それって正しいの?」という問いかけをした本。
著者は「1日100食しか料理を出さない」という経営方針で有名な佰食屋の中村さんです。
際限のない資本主義へのカウンター本で、おもしろかった。
教員のイジメ問題がニュースになったときに「イジメを注意する側の教師も人をイジメるなら、イジメって人間の構造的問題では?」と思った購入した本です。
脳科学的に「なぜ人間は他人をイジメるのか?」を解説した内容で、読んだあとに「やっぱ人間の性質なんだな」と納得しました。
人間は他人をイジメるようにインストールされた生き物なのです・・・
森博嗣というミステリー作家が書いたエッセイ。
森博嗣は超ロジカル人間で「この人サイコパス感あるなあ」と思いつつも、たまに「この意見は共感できるな」と同調してます。
寝る前に読む本として最強。
「本当にやりたいことはないけど、人から称賛されそうなものに飛びついていく人」を描いた現代のホラー本。
自分も思い当たる節があったので、黒歴史を掘り起こしている感覚になりました。
バンクシーのシュレッダー事件があって「バンクシーについて知りたいな」と思って購入しました。
バンクシーの活動・思想について分かりやすく、まとめられてました。
もうちょっとでバンクシー展も始まるので、この本読んで行きましょう。
ライター・漫画家などが「自分が住んでいた東京の街」について書いたエッセイ。
短編集を読んでいるみたいで、おもしろかった。
ぼくも東京に1年ぐらい住んでましたが、この本に出てくるような思い出は一個もありません。
友人がTwitterで「フェミニズムについて知りたいけど、ノイズが多すぎて内容に触れる前に離脱してしまう」とツイートしてて、「たしかに・・・」と思って購入した本。
ネットでは荒れがちなフェミニズムについて、専門家がわかりやすく紹介してくれてます。
歌人の穂村弘が「どうして文章を書くのか?」について他の作家と対談した本。
歌人・小説家といったアーティスト寄りの人は「言葉の芸術性」を重視しているらしく、「自分はライターだけど、そんなこと一切感じないなあ」と思った。
ぼくは「ツール」としてしか言葉を扱ってないな。
フェイマスな村上春樹が「どうやって小説を書いているか?」を自分で解説した本。
村上春樹はすごい真面目な仕事スタイルを取っているようです。
・毎日決めた文字数を書く
・小説を書く体力をつけるためにトレーニングする
をしっかりやっていて「才能があるうえに、真面目なのか・・・」と軽く絶望しました
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