田岡正廣

1945年生まれの79歳。有限会社マサヤの社長です。「でこたんよう かん」「鯛サブレ」…

田岡正廣

1945年生まれの79歳。有限会社マサヤの社長です。「でこたんよう かん」「鯛サブレ」純米吟醸「愛洲」などプライベート商品があります。「あなたもステキよ」わたしの「瑞賢論」の著書もあるおもしろいセクシーな老人です。

最近の記事

南伊勢の酒純米吟醸「愛洲」

ゴールデンウィークで一番売れたお酒が、南伊勢の酒「愛洲」です。天気が良く夏日を想わせる暑いだったので、多分冷やして飲んだのでしょう。純米吟醸だから太鼓判を押して旨い。「愛洲」の名前の由来は南伊勢町出身の剣豪愛洲移香斎からとりました。愛洲移香斎は、室町時代に宮崎県の鵜戸神社の洞窟に籠もってあみだした陰流始祖です。藤沢周平の時代小説「決闘の辻」の中の飛ぶ猿に愛洲移香斎の人間性が描かれています。剣祖として慕われた愛洲移香斎の陰流は後の上泉伊勢守や塚原卜伝、柳生但馬守などの剣豪の各流

    • 宿田曽漁港

      かつて日本一のカツオまぐろ遠洋漁業の町宿田曽に、漁港が整備され始めたのが今から55年前の1970年でした。それから25年かけ日本トップクラスの大きな漁港が完成しました。しかし完成した頃には日本一の遠洋漁業は消えていました。今勇姿を誇った漁船の姿はありません。海鳥だけが勇ましく飛び交う淋しい波止場となりました。 しかし広大な漁港は生きています。朝早くから釣り糸が絡むほど、多くの釣人がアオリイカ、タイ、キス、アジなどに臨みをかけています。大漁に驚く新人釣人。今日はダメと次回に希

      • 「初めての小説」

        もうあれから15年が経ちました。 黒い便が続き可怪しいと思いながらも、病院に行かず朝早くから仕事を続けていた。早朝のパン出しをしていた時、キリキリ舞うほどお腹が痛く床を這いずり回りました。救急車で町立病院へ。手に負えなかったのか日赤へ搬送。緊急手術をして45日入院。その後名古屋がんセンターで再手術。ステージ3だった。退院後がんセンターへ通った。最初の一年は2週間毎。その後は3ヶ月毎と6年間。生死をさまよってから15年。生きているのが夢のよう。当時は小さな子供たちのこと、商売の

        • 「でこたんようかん」の翻訳QRコード

           2002年に発売してから22年、「でこたんようかん」は今や三重県を代表する和菓子に定着しました。高級みかんデコタンを原料にした初めての和菓子です。特徴はゼリーのような柔らかさ、甘さ控えめで、後味スッキリの従来の羊羹にない特徴を持っています。  「三重の食腕自慢」優秀賞をはじめ、モンドセレクション3回入賞、南伊勢ブランド認定などに輝き各方面から高い評価を頂いてまいりました。  2016年の伊勢志摩サミットの年には、ANA国際線でも提供される栄誉を得ました。これからは世界各国多

        南伊勢の酒純米吟醸「愛洲」

          ㊗全国豊かな海づくり大会を゙応援

          「鯛サブレ」は、昨年5月新発売した南伊勢ブランド認定商品です。「縁結び、愛、祝福」を゙テーマに作った縁起のいいサフレです。南伊勢町産の真珠の塩を゙隠し味にして、1枚食べるともう1枚食べたくなる美味しさがあります。「二匹でよりめでたい」のゴロ合わせにピッタリのお菓子です。どうぞご賞味下さい。  2025年10月三重県志摩市と南伊勢町で、全国豊かな海づくり大会が開催されます。天皇皇后両陛下を゙はじめ全国津々浦々から数千人の漁業関係者が出席され、海の恵みに感謝と、後世に海の豊かさを

          ㊗全国豊かな海づくり大会を゙応援

          唯一無二のあおさ焼酎「河村」

          世界初、唯一のあおさ焼酎「河村」が、みえの食セレクションに焼酎でただ1品選ばれました。長期貯蔵でまろやか、深みがあり゙ほのかな磯の香りがする癖になる味です。 ネーミングの「河村」は江戸時代の豪商、河村瑞賢からとりました。背景のデザインは歌川広重の鳥羽湾の浮世絵です。全国一のあおさの生産地、伊勢志摩を代表する逸品です。 「あおさ」って何? ヒトエグサのことを方言で表した言葉。1950年頃から養殖が始まり、三重県では、松阪、伊勢、志摩、南伊勢などの沿岸で広く養殖されており、

          唯一無二のあおさ焼酎「河村」