田岡正廣

1945年生まれの79歳。有限会社マサヤの社長です。「でこたんよう かん」「鯛サブレ」…

田岡正廣

1945年生まれの79歳。有限会社マサヤの社長です。「でこたんよう かん」「鯛サブレ」純米吟醸「愛洲」などプライベート商品があります。「あなたもステキよ」わたしの「瑞賢論」の著書もあるおもしろいセクシーな老人です。

最近の記事

サブレと言えば「鯛サブレ」

昨年発売した「鯛サブレ」の人気が高まってきました。笑顔とハート型の尻尾のユーモラスな形と素朴な風味。昭和レトロなパッケージが若い人のこころを捕まえたようです。5枚入り一箱に無料でつく手提げ袋も゙、シンプルで可愛い❤。先様へのお土産に喜ばれています。3連休にはたくさんの人にお買い上げいただき、只今製造待ちの状態で、お客様には不念をお掛けしています。 夏休みを前により注目をしていただければと、スタンド式ののぼりを作りました。 'SDGsの14番「海の豊かさを守ろう」に賛同して、

    • ドラマを贈る「ぢぇ〜んぶ南伊勢やんな」

      海の幸、山の幸に恵まれた南伊勢町は、明治から続く水産加工業者や農園があり、南太平洋の遠洋まで漁を追ったり、湾内での養殖業、更に北海道の大地で半年間ミツバチと暮らすなど第一次産業が今も盛んです。そこから生まれる産品には、喜びや苦しみの物語があります。逸品を詰めたパッケージには、子供を想う親心 が綴られ、QRコードを開くと、 昭和の南伊勢が映し出され、70年経った今も初恋のおさげ髮が目に浮かびます。そんなふるさとのドラマを先様にお届けする「ぢぇ〜んぶ南伊勢やんな」のギフトセッ

      • 河村瑞賢関連商品

        南伊勢町出身で江戸時代の豪商、河村瑞賢生誕400年を記念して、親友の寺田順さんは、瑞賢が開拓した東廻り西廻り航路を2ヶ月賭けてヨットで廻りました。西廻りの出発港山形県酒田へ役場の職員と私は出迎えに行きました。酒田市で瑞賢の功績に触れ、又地元の資料を調べるうちに、自分流に河村瑞賢の人物像を描いてみたいと思い綴ったのが「わたしの瑞賢論」です。 当時の地方は不作や飢饉で苦しい生活が続き、人は江戸へ江戸へと流れていきました。江戸に人があふれる事によって物流の゙改革が迫られた訳だす。

        • 聖火ランナーが建てた「聖火ランナーの像」

          パリオリンピックの聖火リレーが始まった。今年はオリンピック。日本選手の活躍が楽しみだ。 今から60年前の1964年。第18回東京オリンピックが開催された。アテネからの聖火が沖縄に上陸して、全国の道府県を周り国立競技場へ運ばれた。 私は三重県コースの正走者として四日市市内2.1kmを走った。三重県では四日市が最も大きなまちで沿道には10万人もの人出が聖火を迎えた。さざ波のように途切れることなく振られる日の丸の小旗と大地をも揺さぶる歓声の中、19歳の青年は誇らしげに胸を張り、高

        サブレと言えば「鯛サブレ」

          南伊勢の酒純米吟醸「愛洲」

          ゴールデンウィークで一番売れたお酒が、南伊勢の酒「愛洲」です。天気が良く夏日を想わせる暑いだったので、多分冷やして飲んだのでしょう。純米吟醸だから太鼓判を押して旨い。「愛洲」の名前の由来は南伊勢町出身の剣豪愛洲移香斎からとりました。愛洲移香斎は、室町時代に宮崎県の鵜戸神社の洞窟に籠もってあみだした陰流始祖です。藤沢周平の時代小説「決闘の辻」の中の飛ぶ猿に愛洲移香斎の人間性が描かれています。剣祖として慕われた愛洲移香斎の陰流は後の上泉伊勢守や塚原卜伝、柳生但馬守などの剣豪の各流

          南伊勢の酒純米吟醸「愛洲」

          宿田曽漁港

          かつて日本一のカツオまぐろ遠洋漁業の町宿田曽に、漁港が整備され始めたのが今から55年前の1970年でした。それから25年かけ日本トップクラスの大きな漁港が完成しました。しかし完成した頃には日本一の遠洋漁業は消えていました。今勇姿を誇った漁船の姿はありません。海鳥だけが勇ましく飛び交う淋しい波止場となりました。 しかし広大な漁港は生きています。朝早くから釣り糸が絡むほど、多くの釣人がアオリイカ、タイ、キス、アジなどに臨みをかけています。大漁に驚く新人釣人。今日はダメと次回に希

          宿田曽漁港

          「初めての小説」

          もうあれから15年が経ちました。 黒い便が続き可怪しいと思いながらも、病院に行かず朝早くから仕事を続けていた。早朝のパン出しをしていた時、キリキリ舞うほどお腹が痛く床を這いずり回りました。救急車で町立病院へ。手に負えなかったのか日赤へ搬送。緊急手術をして45日入院。その後名古屋がんセンターで再手術。ステージ3だった。退院後がんセンターへ通った。最初の一年は2週間毎。その後は3ヶ月毎と6年間。生死をさまよってから15年。生きているのが夢のよう。当時は小さな子供たちのこと、商売の

          「初めての小説」

          「でこたんようかん」の翻訳QRコード

           2002年に発売してから22年、「でこたんようかん」は今や三重県を代表する和菓子に定着しました。高級みかんデコタンを原料にした初めての和菓子です。特徴はゼリーのような柔らかさ、甘さ控えめで、後味スッキリの従来の羊羹にない特徴を持っています。  「三重の食腕自慢」優秀賞をはじめ、モンドセレクション3回入賞、南伊勢ブランド認定などに輝き各方面から高い評価を頂いてまいりました。  2016年の伊勢志摩サミットの年には、ANA国際線でも提供される栄誉を得ました。これからは世界各国多

          「でこたんようかん」の翻訳QRコード

          ㊗全国豊かな海づくり大会を゙応援

          「鯛サブレ」は、昨年5月新発売した南伊勢ブランド認定商品です。「縁結び、愛、祝福」を゙テーマに作った縁起のいいサフレです。南伊勢町産の真珠の塩を゙隠し味にして、1枚食べるともう1枚食べたくなる美味しさがあります。「二匹でよりめでたい」のゴロ合わせにピッタリのお菓子です。どうぞご賞味下さい。  2025年10月三重県志摩市と南伊勢町で、全国豊かな海づくり大会が開催されます。天皇皇后両陛下を゙はじめ全国津々浦々から数千人の漁業関係者が出席され、海の恵みに感謝と、後世に海の豊かさを

          ㊗全国豊かな海づくり大会を゙応援

          唯一無二のあおさ焼酎「河村」

          世界初、唯一のあおさ焼酎「河村」が、みえの食セレクションに焼酎でただ1品選ばれました。長期貯蔵でまろやか、深みがあり゙ほのかな磯の香りがする癖になる味です。 ネーミングの「河村」は江戸時代の豪商、河村瑞賢からとりました。背景のデザインは歌川広重の鳥羽湾の浮世絵です。全国一のあおさの生産地、伊勢志摩を代表する逸品です。 「あおさ」って何? ヒトエグサのことを方言で表した言葉。1950年頃から養殖が始まり、三重県では、松阪、伊勢、志摩、南伊勢などの沿岸で広く養殖されており、

          唯一無二のあおさ焼酎「河村」