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次男|支援級入学への壁打破と1学期振り返り


さて、いよいよ夏休みというものが
開始されました。
我が家は夏風邪にさらされて2日早い、
夏休みの開始になります。


4月の入学式から3ヶ月。
数回【休む】という選択を自分でする日も
ありましたが、心のペースを保ちつつ、
学校という場所を1つの環境と捉えながら
生活することができたなぁと感深い思いです。

個人的に、『学校』は楽しいよ!!と、
元気よくお返事してくれる次男に、
毎日救われている自分がいました。
この入学してからの4ヶ月間を
振り返りながらできたことと
課題を記録していこうと思います。


入学と同時に新たに見えた次男の“繊細さ”


入学して間もない頃は、習慣とルーティンだけは
身につけたい!身につけて欲しいという
『親の感情』が先走っていたなぁと反省。

学校から帰ったら宿題▶︎明日の用意▶︎
給食の用意etc…
やり切ってから好きなゲームをするという
ルーティンを“作らなければ”という私の気持ちが
大前提だった気がします。

ADHD気質が強めの次男にとっては、
細かく細分化するとすごいタスクになります。

学校という新たな環境化で沢山の刺激と
保育園とは違う、学習する時間がメイン。
そこで4時間も5時間も過ごすというのは
相当な負荷だと思います。

家に帰ってからは基本自由に、休憩場所として
をモットーに環境整備をしてきていたのに
強要感が否めなかったなぁ、と。

朝起きれない日もあったり、
なかなかスイッチが入らず朝から怒鳴り散らす、
なんてこともしばしば。
(親としてやってしまった感が半端ない…。)
なので、準備に関してはスモールステップに
しようと4月の間は私たち夫婦で明日の用意を
担うようになりました。

親の心の余裕と、まずは学校に慣れる
優先させるために。

4月後半にはついにプチ事件&お迎え要請。

お迎えの電話を貰った朝に、
初めて「学校行きたくない」と漏らした日
でもあったため、
去年の長男が不登校になった初日が
走馬灯のようにフラッシュバックしました。

理由は、
「お腹痛いと何度もトイレに籠って出てこれず、
お昼ご飯もいらないから帰りたい。」
というものでした。

朝の、学校行きたくない宣言のあと
送迎の最中にぽろっと「本音」を言葉で
出してくれていた分、
お迎えの本当の理由が私の中で、
点と点で結ぶことができました。

こうして次男の「帰りたい」という
欲求を否定せず、
そのまま私に繋いでくださった支援担の先生。
正直すごくすごく有難かったです。

ここで否定したり、「わがままになる」
といった声掛けをするのは
障害がある・ないに関わらず
私は違う、と思っているからです。

その思いには必ず、「理由」があるから。

すぐさまお迎えに走り、
帰宅後安心したのか、お昼ご飯を食べて直ぐに
嘔吐しちゃった次男。
私も慌てふためき、かなりの心身負荷が
かかっていることに気がつきました。

次男は、知らず知らずに蓄積された
心のしんどさは体に出るタイプのようです。

次男とゆっくりゆっくりお話をしながら
点と点のつなぎ目をしっかりと確認して、
約束事としんどい時にする行動の順序を決めました。


心のザワザワの中心は、
怒られているお友達を見るとドキドキする、
緊張しちゃう
、といった繊細さから来るものでした。

私が思っているよりも遥かに繊細さを
兼ね備えているんだと理解するきっかけにも
なった出来事でしたし、
本人がこうしてドキドキしちゃう、といった
言語化を少しでもしてくれたおかげで
汲み取りながら現状を把握することが出来ました。

約束事として、

▶︎どうしてもしんどくなったらA先生に
「しんどいからママに電話してください」と伝える。

電話もらったらママはすぐにお迎えに行くからね。

▶︎学校にいたいけどその場に入れなくなったら
保健室というところがあるからA先生に
「保健室へ行きたいです」と伝える。
休んでいいところだから大丈夫だよ、と
先生からも伝えてもらう。

ということを本人に伝えて、
支援担のA先生、担任のS先生にもすぐに
報告と相談をさせて貰いました。
この約束事を、先生方からも直接伝えてもらう、
メンターとなる先生を固定する、

いうお願いをして連携をとりました。
𓏸𓏸なったらこの先生に言う!という人を
決めておくことでどうしたらいいか分からないまま
流れてしまう、ということを防ぐためです。

親として出来ることー。
それは環境整備から、だと長男の不登校経験で
見つけた答えです。

本人も安心したのか、次の日は
何事も無く学校へ向かいましたが
その日から「給食後下校」が始まりました。



給食後下校週間からの打破


5月に入って間もない頃、給食後下校が
定着してしまいそうな感覚を支援担の先生も
私も感じていました。

支援担のA先生の計らいで、支援級に降り
仲良くなったBくんと遊ぶという目標をつくって
5時間目チャレンジが始まりました。

こうして、次男の様子を日によって観察しながら
提案してくださる先生方に感謝です。

1日目は見事5時間目clear!
しかし、次の日は見事にダウン。

2時間目から登校したり、休みたいと
こぼした時は1日リフレッシュの為に
休ませました。
その代わり、宿題という課題は
無くなるんじゃなくて蓄積されるものだ
ということを伝え続けました。

エネルギーがゼロになると分かりやすい
次男は朝起きてもベッドから立ち上がりません。
立ち上がれないんですよね。

その日その日に変化する心と体の体調。
その都度向き合いながら、
加減を見極めながらの生活は正直大変でした。

繰り返し、繰り返し、
「出来た」と「休憩」を挟みながら
こうなった時はこうしたらいいよ、と
対処法を沢山見出し、先生方とその都度
連携を図りながら1日1日を過ごしているうちに
「給食後下校お迎え要請」も次第に
無くなっていきました。

その分、2時間目登校が半分を締めましたが
「学校へ毎日行くこと」の目標は達成できたので、

1学期、よく頑張ったね!
はなまる満点だね!と褒め称えました。


毎日学校に行くこと、
5時間目まで受けることが
小学校生活で当たり前の世の中です。

ですが、保育園・幼稚園から上がって間もない
環境に慣れにくい子もいれば、集団が苦手な子もいる。
人前で話すことができない子もいれば、
45分間課題に向き合うことが難しい子もいる。

その子にあった環境で、
その子の心理的安全性を保てる、
その子にあったペースで通いながら学ぶこと

が我が家のモットーです。

先生方の力とサポートも頂きながら、
親としてできるサポートは全面的に、
次男にとっていい環境整備をし続けて
いけたらいいなと思います。

まずは先生方との信頼関係と、
特性への共通認識を生み、
関わり方・支援の仕方を一緒に生み出していく
サポートし合える関係を創ることが
小学校の壁打破の近道かなと思います。

面談用に作成した特性丸わかりシート


2学期どうなるかは不安ももちろん沢山ありますが、
次男のペースで通いながら
学校だからこそ学べるものをしっかり
身につけて貰えるようにサポートしていこうと
思っています。

課題は山盛りですが、
ママもスモールステップで参ります🫡



ここまで読んでくださりありがとうございました。





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