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発達障害を和らげる方法

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ASD/ADHD当事者の実体験をもとに、発達障害の生きづらさを軽くするコツを紹介中。
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#メンタルヘルス

うつから回復するために実践した、たったひとつのこと

うつとは、先が見えない氷雨のよう……私自身、この冬はうつで閉ざされていました。心の奥は暴風雨だったと言っても過言ではありません。 勤め先が大規模な事業再編したことにより、職場環境がガラリと変わり、業務量もどっと増えたからです。今まで通り働いてはいたものの、通勤電車に揺られるだけで辛く、夜遅くに帰宅してぐったり寝込む日々が続いていました。 そのような渦中で、何と転職することに。新しい職場で働くまでには、心身を整えたいと思いました。 私が徐々に晴れわたるように回復した秘訣を

発達障害だと疲れやすい?…ストレス・メンタルヘルスのまとめ

私は発達障害があるせいか、疲れやすいと感じるときがあります。 発達障害とは、脳の器質がふつうの人と異なることにより、社会生活において生きづらさが出てくる障害です。脳は全身を司っているから、やはり健康面に深くかかわっていると思うんですね。 私はおそらく、脳で一時的に情報を処理できる量が少ないので、脳が常にフル回転しているような感覚があります。しかも、脳が休むことなくグルグル思考しているから、自分が疲れていることにすら意識が回らなくなるのかもしれません。 さらに感覚過敏な傾

【2022年】note振り返り~発達障害と向き合った365日~

今年(2022年)も残すところ、あと1日。あっという間に年月が過ぎ去っていきましたね。今年のnoteでの活動を、簡単に振り返ってみたいと思います。 昔の自分と今の自分私は2014年に発達障害の診断を受けました。自分の心を落ち着かせるため、できれば誰かの役に立つため、当時は必死になって障害についてブログに綴っていました。それでも2016年に再就職してからは、だんだんとブログから遠ざかっていきます。 ところが今年の1月、障害について再び書こうと決意。言葉にするからには本気を出

発達障害のある私の意外な疲労回復法~リラックス&リフレッシュ~

私には発達障害があります。その障害を隠したまま働くのはしんどいため、現在では障害を勤務先に開示して、一般事務をしています。 当事者が障害者雇用制度を利用するメリットとしては、合理的配慮を受けやすいこと。 発達障害のある人は疲労がたまりやすい特性があるので、 短時間勤務にする 休憩時間を調整する 残業を軽減する 以上のような配慮を勤務先にお願いしている方もいらっしゃいます。 私にも当然その権利があるのですが……今、その配慮が受けにくい状態で、どうしようか悩んでいる

【特集】悩みとうまく付き合う方法

悩みを心のなかで整理するのは、難しいですよね…… こんがらがった糸のように複雑な問題と、あなたはどのように向き合っていますか? ここでは、発達障害ゆえに悩みが多かった私が、どのように山積みの難題に取り組んできたか、ひとつのフローチャートに表してみました。文章が苦手な人でも、図ならスっと頭に入りやすいかと思います。 「悩みにどこから手を付けたらいいか分からない!」そう思うあなたにとって、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。 悩みをフローチャートで整理してみようこちらがフ