マガジンのカバー画像

発達障害を和らげる方法

67
ASD/ADHD当事者の実体験をもとに、発達障害の生きづらさを軽くするコツを紹介中。
運営しているクリエイター

#リライト

発達障害だと疲れやすい?…ストレス・メンタルヘルスのまとめ

私は発達障害があるせいか、疲れやすいと感じるときがあります。 発達障害とは、脳の器質がふつうの人と異なることにより、社会生活において生きづらさが出てくる障害です。脳は全身を司っているから、やはり健康面に深くかかわっていると思うんですね。 私はおそらく、脳で一時的に情報を処理できる量が少ないので、脳が常にフル回転しているような感覚があります。しかも、脳が休むことなくグルグル思考しているから、自分が疲れていることにすら意識が回らなくなるのかもしれません。 さらに感覚過敏な傾

発達障害でも働きたい…仕事・就職のまとめ

発達障害は別名、発達凸凹と呼ばれています。なぜなら、得意なことと不得意なことの差が激しいからです。たとえば、PC作業は寝食を忘れるほど集中できるけれど、接客は臨機応変に対応できずにフリーズしてしまう……という具合にです。 仕事の向き・不向きが激しい当事者が、向いていない職業に就くことは、息を奪われるように苦しいことです。しかも、「何でそんな簡単なこともできないの?」「怠けているんじゃないの?」と周りの人から言われてしまうと、苦しさに拍車がかかります。さらに自分を追いつめてし

自閉症スペクトラム(ASD)の特徴のまとめ

自閉症スペクトラム(ASD)は個性なのか障害なのか……当事者として、ふと思うときがあります。 「ASDはかけがえのない個性です」 「ASDは障害だから一生治りません」 どちらの言葉を聞いても、なぜか心に引っかかってしまうんですよね。 ASDには、「コミュニケーションが苦手」「こだわりが強い」などの特徴があると言われています。当事者の一人ひとりを見ていくと、自分も含めて、確かにその傾向はあるかもと感じます。それでも個性や障害という言葉でくくれないほど、奥深いです。しかも時と

発達障害で悩む心が励まされた…読書感想文のまとめ

私に発達障害があると知ったころ、私は発達障害にまつわる本を読みあさりました。1年間で30冊以上は目を通したと記憶しています。 読書により得られたメリットは、計り知れません。 発達障害についてよく知らないまま、診断書という医師からのお墨付きをいただいた私は、たったひとりで沙漠に放り出されたようなものです。そのような私にとって、活字はオアシスから湧き出る水のようでした。 本は地図というより水のようだと感じることがあります。本には私が求めている目的地や行き方は、ダイレクトには

【お知らせ】発達障害・リライトまとめ記事を公開します

私は発達障害と診断された翌年(2015年)、ASDについてひたすらブログを書いていました。当時は自宅療養中のため身体を思うように動かすことができず、このブログが社会と繋がるための貴重な接点のひとつでした。今、読み返してみたら、おぼつかない文章ばかり。それでも私にとっては、思い出のつまった大切なブログです。 それから7年後(2022年)……ひょんなことから、昔のブログをリライトしようと思い立ちます。リライトとは、文章を書き直すことです。昔の悩みを今の自分が整理できるし、未来の