あの頃の伊勢佐木町

私が横浜市緑区(現青葉区)から中区に引っ越したのが今から45年前、

もう半世紀近く前のことになる。

その頃は、元町と同じくらい伊勢佐木町は賑わっていた。
もちろん、お洒落なのは元町、大衆的なのは伊勢佐木町という棲み分けはあったけれども、二つの町は横浜を代表する繁華街だった・

伊勢佐木町にはピカデリーと松竹と言う大きな映画館が2つあって、
オデオンは若者の待ち合わせ場所の定番だったし、

大衆的とはいえ松坂屋の地下の食品売り場はちょっと高級な感じで賑わっていた。

小学生の頃、お友達とバスに乗って伊勢佐木町に行き、有隣堂でサンリオの文具を見た後は、ユニーの隣のマクドナルドでご飯を食べたりするのはとってもワクワクするイベントだった。

有隣堂は休日とても賑わっていて、大人が本を探している間、子供は文房具売り場や漫画コーナーを行ったり来たり、地下にはレストランもあって家族で楽しめる場所だった。
確か昔はエレベーターガールもいたような気がする。良い時代だったな。

今は、映画館も、松坂屋もない。今はドラッグストアやゲームセンターが目立つ街。有隣堂は一応あるけど、地下に合ったレストランはとうの昔になくなったし、あの建物もいつまでも続くかな。

チュウアンっていう大きな靴屋さんがあったなぁ。

103系統のバス停前に合った太源というラーメン屋さんはまだあるかしら。

何とか、盛り返して欲しい。


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