仲里依紗さん愛用ソファブランドでつくるモロッカンスタイル
モロッコのインテリアは、鮮やかな色彩、モロッコタイル、手織りの絨毯、独特な装飾が施されたモロッカンランプなどが特徴的です。
アラビア文字の装飾や幾何学模様が魅力的な雰囲気を作り出します。
日本におけるモロッカンスタイルの流行は、主に2000年代初頭から広まったようです。このスタイルはモロッコの伝統的な要素やエキゾチックや雰囲気が、人気を博しました。2000年代~モロッカンスタイルの要素が日本の住宅やカフェ、ホテルなど様々なデザインに取り入れられ、魅力的な選択肢になりました。
どこの国?
モロッカンスタイルとは、北アフリカに位置する国、モロッコから由来しています。
モロッコはアフリカ大陸の北西部にあり、地中海と大西洋に面しています。首都はラバト(Rabat)で、最大の都市はカサブランカ(Casablanca)です。モロッコはアフリカとヨーロッパの間に位置し、地理的にも文化的にも多様な国なのです。国の公用語はアラビア語とベルベル語で、フランス語も広く使用されています。
そんな背景から、インテリアとしてモロッカンスタイルは様々な文化が混ざり合った魅力ある独特のスタイルなのです。
このスタイルは、色鮮やかな布地、モロッコタイル、手工芸品、彫刻された木製家具などの要素を取り入れ、部屋全体に温かみとエキゾチックな雰囲気を持たせることがグンと雰囲気をあげてくれます。
個人的にここ最近、クライアント様から”モロッカンスタイル”を聞くこともありました。
そろそろ肌寒くなり、ファブリックや温かみのある色づかいなどのモロッカンスタイルの要素が冬の季節に温かみと居心地の良さを提供してくれるでしょう。
冬のモロッカンスタイルのアイディア
モロッカンタイルの暖炉
暖炉周りにモロッカンスタイルのタイルを使用すると、部屋に温かさに加えエレガントな雰囲気をに仕上げてくれます。モロッカンデザインの暖炉のフレームや周囲の装飾品を追加すると、冬の夜にぴったりなムードを作ってくれるでしょう。
彫刻された木製家具
モロッカンスタイルの彫刻された木製家具は、暖かみのある雰囲気をもっています。寒い季節には、彫刻された木製の珈琲テーブルや棚をリビングルームに配置すると、部屋が豊かになるでしょう。
モロッカンランプやキャンドル
モロッカンスタイルの装飾的なランプやキャンドルホルダーを使って、柔らかな灯を部屋に取り入れましょう。キャンドルの灯は温かさと安らぎを、また、モロッカンデザインのテクスチャーやパターンが壁へ映し出されると、より幻想的な雰囲気が広がります。
モロッカンスタイルの絨毯
寒い季節の床には、柔らかくて暖かみのあるモロッカンスタイルの手織り絨毯を敷くと良いでしょう。冷える足元が温かく、部屋全体の雰囲気も高級なものへと導くでしょう。
モロッカンテキスタイル
カラフルで装飾的なクッションやブランケットをソファやベッドに追加すると部屋が一気に華やかになるでしょう。寒い冬の日にはこれらで暖も取れます。
シュニール織り
キリム
キリムとは、トルコやイランなど中東地域の遊牧民族によって作られた平織のラグのことです。 異国情緒漂うおしゃれなデザインが素敵です。 トルコのキリムが早くから欧米で注目されたことから、トルコ語の『キリム』と言う名前で世界中に広まりました。
伝統装飾を取り入れる
モロッコの伝統的な木製の装飾には、モザイクタイルやイスラムパターンなどがあります。
モロッコの建築では、細かくカットしたタイルで作った幾何学模様「ゼリージュ」が用いられます。モロッカン柄と呼ばれる幾何学模様は、このゼリージュにインスパイアされた柄です。
モロッコの伝統的なアフリカ文化の要素が強いモロッカンスタイルでは、木製の重厚感ある家具や、刺繍やビーズが施された彩度の高いファブリック類が用いられます。モロッカンスタイルの代表的なアイテムには、モロッカンラグ、バブーシュ(ルームシューズの一種)、プーフ(スツールの一種)などがあります。
これらの要素を取り入れることでモロッカンスタイルの魅力的な雰囲気を冬の季節に楽しむことができます。
PLANNING
仲里依紗さんや、ヒカキンさんなどの最近多くの有名人愛用のソファ、ロッシュボボアを主役に
モロッカンスタイルのプランニングをしてみました。
品位を大切に、モロッコのエッセンスを所々にバランスよく配置します。
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