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アースレンジャー活動によせて(加藤 正貴/八戸市)こんにちは!アースレンジャーです№34

 私は、アースレンジャーとしては長いですが、特に意識した活動をしていません。
 私自身の仕事として、事業所や工場の省エネ診断をしており、その改善点をその効果算定し、提案させてもらっています。
 
 そこの管理者との質疑応答の中で、カーボンニュートラルについて、国の施策や作業環境改善等を交えてお話させてもらっています。
 企業経営に重要な設備投資に関する内容でありますので、当然お金の話になり、収益や助成金に関する話題になります。
 
 しかし、アースレンジャーとして子供たちと係わる場合、お金で評価するのに違和感を覚えます。
 なぜ、環境の大切さを学ぶ必要があるのでしょう?お金がかかるから、環境について配慮した生活を送るようにするの?SDGsについても、資源を大切に、現状の自然環境が壊れるのが良くないからばかり強調していませんか?

何か、人間として大事な根本的なことを忘れていませんか?
 今の世の中、自分さえ良ければいい、私利私欲を煽り、地球環境までも脅かす社会になっています。
 生物は、生かされ命を紡いできました。人間は、過去から今まで、地球の中で生かされてきたことに感謝する必要があります。
 
 生かされてきたことに感謝の心があれば、次の世代のために何をすべきか、また、世界に生きている人々に思いを巡らせば、今何をすべきか、判るはずです。
 そう思って、子供たちやお会いした人と関わりたいと思います。