姪っ子師匠の教え〜ぬりえ編

姪っ子たちは私の師匠だ。生き方も物事に対する姿勢もたくさんのことを会う度に教えてくれる。今日はぬりえで。

午後ののんびりした時間に彼女の大好きな「すみっこぐらし」のぬりえをした。

「おばちゃんも一緒に塗ってもいいよ」

とお声かけいただけた(笑)ので話をしながら塗り進めて行った。そのぬりえの光景は2人のキャラクターがフランスパンさんのパン作りレクチャーを本を持ったりメモを取りながら聞いているものだった。パンの作り方を教えてもらってどんなパンを作るんだろうななどと話しながら塗り進めて行った。そんな中、姪っ子がそのぬりえのキャラクターの一人が持つ本を指差して

「あ、この子が持ってる本は『パン図鑑』なんだって」

と教えてくれた。ああ、そうなんだなと思いつつその絵を見ると確かに「パン図鑑」と書いてある。でも、図鑑という字は漢字だ。ルビはもちろん振ってない。それでも姪っ子(保育園児)は「ずかん」と読んで教えてくれたのだ。6歳児にこんな字が読めるんだと驚いてすぐさま尋ねてしまった。

「ね、どうしてこの漢字が「ずかん」って読むって分かったの?」

(ちょっと驚いた様子で)「え、そう読むと思ったから」

な、なるほど。たぶん、動物や植物の図鑑でこの字をどこかで見かけていて、この字形は「ずかん」と読むとそのカタチで覚えていたのだと思う。このぬりえのような状況で本を持っている、そしてこのカタチの漢字ならきっと「ずかん」と読むのだろうと推察したのだろう。

大人になっても知らない字に出会うと当てずっぽうで読んでしまうことは多い。年齢を重ねるとそれなりのストックがあるからその的中率も高くなるものだ。でも子供は?子供のストックは大人より少ないと思っているけれどもしかすると思っている以上にたくさんの情報が頭に入っているのかもしれない。何よりも姪っ子はそんなストック量を増やすことに貪欲で、チラッと聞いただけのこともよく覚えていたりする。

さすが師匠。

今日の教訓は

「知識を増やすことに貪欲であれ」

なのですね。日々励みます(笑)。

明日も師匠はやって来るので明日は明日で教えを受けられるはず。さすがにヘトヘトな弟子(私)は早めに寝て体力気力回復に努めます。

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師匠に鍛えられたからか眠気がかなりのレベルだつたため今日は2セットで。

そうそう。朝活書写も記録代わりに貼っておこう。いつか自分への励みになるかな。

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