22.2.16 忘れっぽいから思い出させるために飾るのだと思う水曜日【744日目/1000日】
今年も無事飾ることが出来た雛人形。
飾るたびに、娘がここに生まれてきてくれたこととこの雛人形を送ってくれた両親の思いを噛み締める。雛人形の飾り付けも片付けも時間がかかって面倒な作業なのだけど、この感謝の気持ちを思い出すためにするのだと思うようになった。忘れっぽいから1年に1回だけど恒例にするんだ。こうやって自分にいろんな人の思いを染み込ませていくのだろう。
この雛飾りでの地味にいつも苦闘するのが、親王さまの冠の紐。お顔に触らないようにそれでもしっかり結ぶのは不器用な私には相当難しい。
親王さまのこの涼しげで上品なお顔、いつ見ても惚れ惚れする。
この雛飾りは両親が真剣に選んでくれたのだけど、人形のお顔も着物も気品があって見飽きない美しさがある。本当にありがたい。
どこにいても、いくつになっても親は子供の成長をひたすら祈っていて、それは世代が変わってもずっと変わらないものなのだね。
明日はまた寒波がやってくるらしいけれど、梅のつぼみは相談しながらなのか、固まって咲き始めた。寒いけれど春はもうそんなに遠くない。
2021→2022→2023年の自分へ
2022年の自分へ
訃報を聞いた。どんな言葉をかけるのが癒しになるのかさっぱり分からない。いくつになったら寄り添えるような言葉が自然に出てくるのだろう。でもそんな言葉すら選らないと出てこないって、事は私の中に誰かに寄り添う心がないのかもしれない。そんな事をつらつら思う一日でした。たぶん2022年になってもヘタクソな私のままだろうけど、少しでも寄り添える私に近づいていますか?
2021年に返信と2023年の自分へ
2021年も心配していた通り、今の私もやっぱり人の立場で考えて上手なことばをかけることができないままの私です。ヘタクソなままで、このままさまざまなことが退化していくとますます出来ないままなのかと暗くもなりますが、今自分が出来ること、考えられることを誠実にやっていくしかないと腹もくくっています。本当に寄り沿うって難しいですね。一生かかっての課題なのもしれませんね。
今朝の朝活書写
今朝の月。オレンジがかった月が西の空の低い位置に出ていた。月が沈む場所も変化していて季節は確実に動いているんだぞと静かに教えてくれていた。