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ナマケモノにレンズ

コンタクトレンズ歴も30年超になった。どれだけ軽いレンズやフレームが出てもこの視界のクリアさは眼鏡よりも断然コンタクトレンズだと思う。裸眼でクリアな世界を見たことのない私にとってコンタクトレンズは無くてはならないものだ。

私は乱視も近視も『レンズはお取り寄せですね』と言われるぐらいの度数で、ソフトコンタクトレンズでは視力を補正出来ないため選択肢はハードコンタクトしかない。砂やゴミが入ると涙が止まらなくなるぐらい痛いけれどそれでも便利さには勝てない。

これをつけ始めたから便利になった事はたくさんあるけれど、一番の感動は

『鍋の具材がちゃんと見える!』

だ。冬は電車に乗っても室内に入っても律儀に曇る眼鏡との戦いだった。くもり止めを塗っても万全ではない。何よりも怠け者の私にとって眼鏡の手入れは些細な事だけどこれすら面倒くさくて仕方がなかった(女子力は推して知るべしだな)。それがコンタクトレンズにしたらそんな面倒からも解放されて、何だか世界がクリアになった(気のせいなのだけど)気持ちになったっけ。

そんな欠かせない存在のコンタクトレンズだけど、1年交換のものから3ヶ月毎に交換してもらうものに替えた。1年毎のレンズ交換ですらつい伸び伸びになってしまう(怠け癖は一生もの)私には、3ヶ月毎にちゃんとポストに届けてくれるシステムは本当にありがたい。そう思うと、私みたいなナマケモノにサブスク的な配給は助かるのだけどきっとあちこちでこのナマケモノ市場にいろんなものは蔓延って来ていて、その便利さにナマケゴコロはどんどん培養されて行ってるかもしれない。

って、どの口が言ってるんだか(笑)。

そんなこんなで新しいレンズになって視界がクリアになった。このまま気持ちも一新できるかな、せねばな。

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既に暑さにやられてるらしく今日は謎にヘトヘト。セット数を減らして何とかクリア。『つるのポーズ』は二の腕に効いたんだなと筋肉痛が教えてくれる(笑)。