「ショーシャンクの空に」
名画も、観る時が変わると響くところも変わる。
「ショーシャンクの空に」を鑑賞。
もう30年近く前の作品です。
刑務所の囚人は、壁を見て最初は憎み、次に慣れ、最後は頼るようになるというセリフ。
会社員も同じだと感じましたね。
映画封切り時は30歳だった私。
壁の存在は、意識していませんでした。
管理職になり、組織に慣れてくると。
段々と壁の存在に圧迫感を感じるようになりました。
壁の中の人間関係やルールに従順な人物が出世していきました。
苦々しく思っていたことを、思い出しました。
50歳で壁を乗り越えて、外の自由な世界に出ると。
壁に守られていたことを実感すると同時に、自分の考えとリスクで行動する人生の価値を実感しています。
終身刑で50年も服役していた老人が、仮釈放されたのだけど外の生活に馴染めないところも、心に響きました。
今は、20年前とは生活も様変わり!
スマホなんてなかったですからね。
今は、スマホのない生活は考えられないのではないでしょうか?
人の心の中では、時間も空間も自由自在。
他人が奪うことができない、その人だけのもの。
持続する意思と、人間らしい心を持ち続けることの価値を再確認できました。
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