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「時価」で勝負できる人材になるために

「時価」で勝負する時代に。

サントリー新浪社長の「45歳定年制」のニュースが波紋を広げています。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6404307

やったことないことは、本質を理解できない人たちからの批判を浴びます。
今でこそ当たり前になっている週休二日制も、松下幸之助が日本で初めて導入したときには猛批判を浴びました。
今では、学校すら導入していますね。

もちろん、拙速な導入や悪ノリはいけませんが。
成果を生む人には配分を、成果を産まない人にはそれなりの処遇をというのは、経済原則です。
簡単な話、「あなただったらどんな人を雇いますか?」という質問にどう答えるかだけです。
「自分は雇わないけど、会社は雇うべき」というのは、答えになっていないですからね。

結局のところ、働く側は「時価」で勝負できる人材になるということです。
過去の実績(学歴含む)は大事かもしれませんが。
では、今この場面でどんな成果を出せるのかが、今の給料を決めるのです。

できることが大きければ、需要があれば、高い報酬が得られる。
できることが少なければ、需要がなければ、報酬は安くなる。
大トロだと時価で出されますが、赤身だと安く叩かれます。

雇う側も、年齢という外見的な誰でもわかる判断基準で、知識労働者を判断しては逃げられます。
事務作業や肉体労働であれば、年齢は重要な判断材料かもしれませんが。
頭を使う仕事、人を使う仕事は、年齢に関係がありません。

「時価」を高めるためには、生涯学び続けなければなりません。
学ぶことを学校卒業した途端にやめた人は、成長できない。
自分の価値を高めることに熱心な人は、必ず成果をあげてくれます。
当たり前の努力をした人が、当たり前に報いられる世の中にする。
それが当たり前だと思うのです。

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