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こんな社員は、雇ってはいけない・・・

【ハートグラム】
ハートグラムは、採用活動にも活かすことができます。

ある経営者と話していて、びっくりしたこと。
この方は、コロナ禍の中で、初めて支店を立ち上げました。
新しく雇った社員に多額のスキル研修費用をかけ、お店をオープンしました。
人と接客して、お客様のお悩みを改善する事業です。

「新規開業した支店はいかがですか?」と尋ねたところ。
「年内で閉鎖します・・・」というお返事に驚きました。
まさかそんなに早く!とは思っていませんでしたし、まさかそんなことになっているとは想像もできませんでした。
従業員が退職することになり、支店が運営できなくなったのがその理由です。

話を聞いていくと、従業員がやる気を持てなかったことがその原因なのですが。
一人で視点を任されたことへの不安、成長意欲の乏しさ、仕事に対する姿勢の甘さなどが浮かび上がってきました。
依存心が強い、犬タイプだったのです。

それだけなら、世の中にはたくさんいるのでやむを得ないのですが。
天使が1しかありません。
社長はとても熱心で社員のことをしっかりと考える人なのですが、それがうっとうしいと感じるくらいに共感力が乏しい社員だったようです。

天使が多い社長は、社員に期待してあれこれと世話を焼いていたみたいですが。
社員からすれば、楽してお金儲けできればいい。社長やお客様のことなど我関せず、というのが本音だったようです。
それを上部だけ誤魔化していたみたいです。

ミニ企業が成功するには、最初の従業員は社長との志を共有できることが何よりも大事です。
「同志的結合」がなければ、一致団結して仕事に取り組めない。
社長の方針に反する行動をしていたら、内部調整だけでエネルギーがロスしてしまいますからね・・・

天使の数が2個違うだけで、相手の考えていることとは大きなギャップがあり、人間関係が悪くなります。
3個違うと、自分とは全く異質の人間だと考えて間違いないでしょう。
特に、人と接客する場面が多い職場では、天使が1個だとお客様とのトラブルも絶えません。


この社員は、次はトラック運転手をされるとのこと。
天使が少ない人は、人と会わずに自分の世界で仕事をしている方が気楽ですし、トラブルも少ないことでしょう。
人それぞれに持ち味があります。
テクニカルスキルだけでその人のことを判断したら、自分との価値観の違いに驚くことも多いのです。

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