正解よりも、最適解

【決断力】
最近目立つのが、私に答えを教えて欲しがる人が増えていることです。
サラリーマンだけでなく、経営者にも目立ちます。
「先生、私はどうしたらいいでしょうか？」「先生、正解はなんですか？」と聞かれるのです。
私は常日頃から「正解よりも最適解」「自分だったらどうするか？と考え抜こう」と申し上げています。
正解があるのは大学入試のマークシート試験まで。
それ以降は、最適解があるだけなのです。
幸せを求める人は多いですが、幸せの定義自体がとても曖昧。
しかも、よく揺れ動きますから。
しかも、千差万別。人によっても大きく変わります。
松下幸之助も「経営学は教えられるが、経営は教えられない」と言っています。
経営とは、その会社、その社長の状況によって全く違います。
同じ処方箋で問題解決できるほど、簡単では無いのです。
人生や経営で正解探しをするのは、もうやめませんか？
苦しくても、しんどくても、辛くても、自分で考え、決断するしか無いのです。
そのヤマを乗り越えた時に得られる充実感と達成感こそ、人生の喜びだと思うのです。