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恋は桃色

前に「クラスメイトの女子、全員好きでした」というドラマにハマってるって話を書いたけど、面白すぎるので原作読みたくなってちょうど文庫化されてたので本屋で買った。
ドラマや映画は面白いけど原作はちょっと…みたいのも多いけどこの作品は裏切らなかった。ドラマに輪をかけて面白い!というかやっぱりTVだとコンプラ考慮してちょくちょく表現が生ぬるい。当たり前だが原作は表現がストレートなのでその分、より面白い!という訳で久々に読み終わるのが名残惜しいくらいの名著だった。
ドラマはこの本の内容を題材にした著者の楽屋裏的なストーリー展開になっていることにも気付き感心した。
なんだろう…著者と年齢が近いせいか価値観が重なる部分が多くいちいち共感してしまう。特に小学校編の話は男子版ちびまる子ちゃんといった様相。基本的にバカでずる賢い主人公なのだが無駄に感受性豊かで表現力に恵まれていることがこのような名作を生み出したのだろう。
とにかく恋は最高ということを再認識して世の中がバラ色に変わる瞬間を追体験できる。

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