目覚めたら出勤時間だった日

ランチでマクドに足繁く通うようになって久しい。そもそもなぜマクドなのか？前に同僚に聞かれたことがあってこう答えた。昼食を食べ終わった後も気兼ねなくくつろげるから。誤解されやすいのだがハンバーガーが好きだから通っているわけではない。定食屋とか牛丼屋とか回転の早い飲食店だと店員の目が気になって落ち着かない。かといってスタバとかコメダみたいなどうぞごゆっくりってほどゆっくりしたいわけでもない。そんな自分のニッチなニーズにしっくり来るのがマクド、マクダーナルだったというわけだ。
客層が幅広く高校生とかも入り浸ってるので騒がしいし席が埋まってて両隣に人がいる時もある。そんな居心地の悪さも含めてなんだか落ち着くのである。こんな複雑な心境をあえて歌詞で表すなら「いいやつばかりじゃないけど悪いやつばかりでもない」だろう。そんな多様性の受け皿が10年前の大幅な業績悪化から奇跡のV字回復を遂げ、いまや資本主義経済のトップランナーをひた走るファーストフード店の雄、マクダーナルであるという所がなんとも示唆的だ。