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空手競技って何を競っているの??

こんばんは!

突然ですがユーザー名を"decchi"から変えました
アイコンのキャラクター(自作)の名前でもある
"なすび親方"で書いていこうかなと思います


それはさておき
タイトルにも書きましたが、ここからは
"空手競技って何をどうやって競うの?"
という点を書いていこうかなと思います。



最初の記事でも書いていますが、
空手にはフルコンタクト・ノンコンタクト(伝統派空手)の二つの競技形態が
あります。
今回はその中でもオリンピック競技にもなったノンコンタクト空手を
ピックアップして書こうと思います



空手競技の2大種目

空手競技は、大きく二つの種目で競います
1つは"形(かた)"と呼ばれる、相手を想定した空手の技の数々を一連の動きにまとめた、演舞を行う種目。

もう1つは"組手(くみて)"と呼ばれる、選手同士相対し、蹴りや突きなどの技を当て、得点を奪い競う種目です。


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そしてこの形競技において、
前回の記事で書かせて頂いた"流派"というものが少しだけ関係してきたりします
まずは"形"という競技について書いていきたいと思います
※流派について詳しくは、前の記事を是非ご覧になってみてください! ⇩⇩


ご察しの方もいるかもしれませんが、そう"流派"がたくさんあれば
"形"もそれぞれ種類があるのです!
しかも数も異なり、全空連(全日本空手道連盟)が"競技指定形"として定めた"形"の
数が、松濤館流では20種類ほど、剛柔流・和道流は10種類ほどのところ
糸東流は全部で40種類以上の競技指定形があります。
しかもしかも同じ名前の形が各流派にあったりします・・・ むうう



じゃあオリンピックではどうやって競っていくのか?

少し余談を書いてしまいましたが、ここからが本題です
上に書いたように、"形"にはいろいろな種類、特徴があります。

そこでまず、
オリンピックではWKF(世界空手連盟)が指定した102種類の"形"から選択して
競技を行うようにしました。
102種類もあるので、各流派の国内での"競技指定形"の他にさらに指定外の"形"も
入っていることだと思います。

評価の基準は
技術面(技の流れ、技の難易度、緩急や強弱など技の意味を理解できているか)
競技面(スピード、パワー、バランスなど)
この2点で評価され、7人の審判が採点形式で評価し、その点数で競います

なので審判は各流派の技の繰り出し方、技の意味など全てを理解し
評価しなければなりませんね。
例えるならばアイススケートや体操などと同じです。


そして、大会は、予選から〜決勝まで4回すべて違う"形"を演舞しなくてはなりません。
なので、自分が得意とする"形"をいつ行うかも重要になったりします。
こちらもアイススケートや体操と同じで、自分が得意とする技や構成が
空手家にもあります。

ここまでお書きした形式で、"形"種目は競われていきます



形の楽しみ方

色々と書いてきましたが、
"形"の楽しみ方は、簡単に言えば"敵を想定した技の数々の気迫やキレ"です。
時代劇の殺陣(たて)さながらの迫力があると思います。

ただ、最初はどのような状況で技を繰り出しているかはっきりとは
想像できないと思います。
そんな時、ふと空手の解説中に "形"の名前やルール・成り立ちを耳にした時
このnoteに書いたような流派などを感じてもらえればなと思います
色々な視点でお楽しみください!✊



次は、よりスポーツとして空手の攻防を感じられる"組手"の競技について
書きたいなと思います。



おわり🥋


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