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HGダナジン製作【その2】(完成)

前回、電気回路まで出来ました。

電気回路を組み込んでから塗装をするか、塗装をしてから電気回路を組むか、ちょっと迷ったのですが、塗装を先にやることにしました。

塗装と言っても、全体を組んだ後にウェザリングをするので、はんだ付けの時に多少乱雑に扱っても大丈夫かなという判断でした。

塗装した後

オリジナルのデザインはもっと緑色なのですが、LEDの色が目立つかなと思ってグレーに塗りました。
しかし、使ったグレーがほんのり緑がかっていたのでイメージがそんなに変わらず、無難になった気がします。

はんだ付け!

電気回路を組み合わせました。
ハンドのビームバルカンのLEDの配線をボディのマイコンソケットにはんだ付けしたので、腕パーツはもう分離できなくなりました。

デカール、ウェザリング前にいったん全体組み!

加工前は完全には組んでいなかったので、何気に全体を組んだのはこれが初めて。

デカールを貼り、ウェザリングをして完成です。

LED:OFF
LED:ON

LEDの点灯は一連の流れ1パターンしか入れていないので、良きところでシャッターを押す、という撮り方をしています。

点灯パターンは以下の流れをイメージしてプログラミングしました。

頭部がゆっくり起動(グポーン)

左手のビームバルカンを連続しながら発射

続けて右手のビームバルカンを発射

ビームバルカンを止めて、ゆっくり頭部LEDがOFF

実際の様子は↓になります。

カメラのシャッタースピードとの兼ね合いで、バルカンの点滅がぎこちなく見えますが、実際は等間隔に点滅を繰り返しています。

……LED仕込みって地味にSNS映え難しいですね。

デカール、ウェザリング

デカールを貼るときは基本的に関節や可動部の近くに貼るように意識しています。メンテナンスする人が、挟み込みに注意するだとか、外装を外すときにどこら辺を足がかりにするか、みたいなのをイメージしながら貼っています。
これを意識すると、デカールを均一に貼っちゃってバランスが悪くなるだとか、無駄に貼りすぎちゃうみたいなことは起こりません。
仮にダサくなっちゃったとしても、何かしらの意味を持たせてそこに貼った、というのがあるので説得力は出てきます。

ウェザリングは今回、初めてMr.ウェザリングマスターという塗料を使いました。
クーポンで「2000円以上お買い上げの時有効」というのがあったので、その調整で買いました。

Mr.ウェザリングカラー

基本的にエナメル塗料でウェザリングをするのですが、フィルタリング(薄めて全体に塗る)するときに、エナメルだと樹脂を痛めるので、代わりに良いのないかな~と常々考えていたのでちょうどよかったです。
……このウェザリングカラーの成分はなんだ?エナメルではないのかな?(よくわかっていない)

結構さらさらした塗料で、フィルタリングはしやすいですが、ドライブラシには向いていないという感じでした。
ビンの口が狭すぎて、皿に出しづらかったです。(筆にしみこませて、絞って皿に移しました)
おそらく、流し込みの墨入れを想定しているんだと思います。
自分はバシャバシャ塗りたくる派なので、フィルタリング専用でしばらく使ってみたいと思います。

フィルタリングした後は、エナメル塗料でシルバー、ハルレッド(茶色)、グレーで錆をイメージしてドライブラシし、最後にクリアーオレンジで油汚れを表現しました。
この、クリアーオレンジが汚らしくってウェザリング的に最高です。

錆表現に挑戦する場合はハルレッドとクリアーオレンジの2色がまずはお勧めです。
合わせて、グレー(本体色に合わせて明るめ、暗めを選択)、シルバーを追加でドライブラシしていくと情報量が増えて気持ちいいです。

後ろ姿
正面

電池とマイコン、全部本体内部に収まるか、最後まで心配しながら作っていましたが、ギリギリ収まりました。

しかし、腰のジョイントが死んでいて、実は「上半身は添えるだけ」状態です(笑)
写真ならばれない……。
動画のほうでは、スイッチを押して手を離したときをよく見るとグラグラしています。
腰のジョイントは、作りながらも、明らかに強度足りないなぁと思いながら作っていたので、本当に電気回路組み込みの限界のスペースだったのかもしれません。
これはこれで1つ基準になる作品な気がするので、作ってみて良かったです。

以上、ダナジンの製作日記でした。

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