令和元年度予備試験論文試験行政法を答案構成した感想

2021年5月5日。この日から予備試験論文試験を解いた感想を綴っていくことにしました。どのくらい分析に腰を据えるかはその日の俺の気分次第。

さて、本日早速令和元年度の行政法を解いてみたんだけれど、答案構成を、時間意識してやるとろくなことが無いと、改めて身をもって体感した。いやほんとに。条文にまともに向き合えないから当てはめの展開が無茶苦茶。答案構成に時間を渋っているのでは目指すC評価以上は夢のまた夢。

行政法って他科目と違って個別法をその場で解釈しないといけないんですよ。結構時間かかる。今回で言えば、Cが「法律上の利益を有する者」(行政事件訴訟法9条1項)に該当するか否かについての論証展開については、『当該処分により自己の権利又は法律上保護された利益が侵害され又は必然的に侵害される恐れがある者である。そして当該処分の根拠たる行政法規が不特定多数の具体的利益を専ら一般抽象的利益として吸収解消させるにとどまらず、それが帰属する個々の具体的権利としても保障する趣旨も含むと解される場合にはかかる利益も法律上保護された利益に該当すると考える』というのは最早お約束的表現で、極めてテンプレートなもの。だから、ここらの規範については受験生なら間違えることなく書けてくる。

でも差が出るのは当てはめなんだよなぁ。条文の仕組みとかを展開できないと、それが根拠法規で保護された利益なのか、その場合、根拠法規は個別具体的権利としても保護しようとしてるのかが正しく論証できない。だが、規範まで書いてると、答案構成に時間制限設けていたら条文を見て、当てはめ展開することができない。ということに過去問を9回も解いてようやく気付くという…(-_-;)学習能力無さすぎ案件😭

これからは当てはめだけを答案構成に書いて、当てはめの前提となる規範については先に答案用紙に一気に書き上げるようにしたほうがいいのかなぁ、と思ったってところ。平均したら70分/科目だけど、憲法は高得点取りたくて答案構成含めて85分くらいかけてしまう。時間制限が厳しすぎる。

頑張れ、俺。

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