これが走馬灯だったらいいのに
9月20日に開催されたAKIBA BROADWAY チームA 4th seasonを観覧してきたので感想を書いていこうと思います。今回はナギさん成分多め。
※サプライズ要素以外のネタバレがOKとのことなので、印象に残ったシーンを初老の脳が覚えている範囲で書いていきます。記憶違いや過度な妄想などがあるかもしれませんがお許しを。
約1年ぶりの観覧。
開演直後から降り注ぐ『萌えの豪雨』を直に受けつつ「これこれー!」となりました。でも、萌えの直撃に慣れていない方は要注意。唐突にグッと来て涙が出そうになります。精神的に疲弊している時に観ると特にヤバイです。
眼前で展開される『萌え』は圧倒的で、もしこれを龍宮城で見せられたら浦島太郎も窒息していただろうと思います。そんなことを考えながら、ぼんやりと「これが走馬灯だったらいいのに」と思ったり。
死後は意識をVR空間に転送してもらって、アキブロを1周観ては記憶をリセットし、もう一度……というのを繰り返したいほど幸福な光景。記憶をなくしてもう一度観たいと思うのは『シュタゲ』と『2009年WBC決勝のイチロー』くらいです。
記憶違いだったら申し訳ないのですが、前半は1stで観た内容と同様だと思います。でも、「観たことある」では済ませないほどにダンスや笑顔などがレベルアップしていて、これはもはや別物なのでは、と思うほど。
時間が経っているからレベルアップするのは当たり前……ではないはず。積み重ねた練習や、これまでの経験がそこには確実にあって、時間が経ったから勝手にレベルアップしたわけではないことが一目瞭然。
時間経過で自然と成長するのなら、今の私の状況はなんなんだ。
ご帰宅をし始めた頃と比べて、首と腰が痛くなり白髪が増えただけ。自分のアクスタを作って配るという奇行を繰り返すおじさんになってしまった。これは度し難い。
……話を元に戻します。
キャップがついたままのペットボトルに口をつけるほど没頭していると、ビジョンにメイドさんたちの寸劇が流れ始めました。
ネタバレになってしまうので詳細は控えますが、この時ほど「すぃさん以上に早送りが似合うメイドさんいる?」と思ったことはないです。ちなみに早送りが似合うメイドさんを他には知りません。オンリーワン。
※こういうショートコント的な動画がとても好きなのでウキウキしちゃいました。いつかこのビジョンで『ゆずはさんが豚のマスクを被る動画(プレ就任DVD参照)』を見たいです。
突如「甲子園の試合開始かな」と思わせる、サイレンのような音が鳴り響きます。よく聞くとそれは『ナギさんが登場した際に上がった黄色い声』でした。正確に言えば『ナギくん』が登場しました。
ご主人さまの命を悪の手から守るメイドたち、というような設定のパート。現れたナギさん(くん)は貴族風の衣裳を身に纏い踊ります。
あの服の正式な名称はわからないけれど、たぶんソシャゲならSSRだと思います。そんでもってソロダンスのキレが凄まじく、回転がベイブレードと同じくらい速かった(ような気がします)。
引き続きナギさん(くん)の話題です。
学園パート。
優等生ふたり、スケバンふたり。
4人の女子生徒はたぶんナギさん(くん)が好き……というより、あんなん全生徒みんなが好きだろ!!いい加減にしろ!!
ナギさん(くん)は動物にとても優しい。クラスで飼っていた金魚が死んでしまった時、唯一泣いていたしね。その姿を見てキュンとしちゃったのが、女子生徒のことはさんとめめたさんなんですよ。ギャップっていうんですかね、そういう姿にやられちゃうのは仕方なし。で、その金魚を校舎裏に埋めに行ったとき、不良に絡まれてる生徒を発見。あっという間に不良を片付けちゃうんですよ。で、その姿を見かけたスケバンのみづきんさんとぽぽんさんが恋に落ちてしまうんですね~。これもまた仕方なし。
最近『存在しない記憶をさも現実かのように話すクセ』が付いてしまったので、妄想が止まりません。たぶんアキブロの学園ナギさんを観た方はみんなそうだと思います。いわゆる『捗る』ってやつですね。罪な存在だよまったく。そうそう、この学園パートの記述、出演したメイドさんの名前以外は全部妄想です。ご注意あれ。
シーンの最後、ナギさんがことはさんの手を取って舞台袖にはける際、ことはさんのメガネをそっと外したのなんですか? すげー良い。『美男ですね』にそんなシーンあったような無かったような気すらする。私がやったら窃盗ですよ。この仕草がとても良かったので、チェキタイム中にナギさんへ伝えたら、
「最後に誰を連れて行くかは毎回変わるんだよ」
と言われ、そんな石油王みたいなことできる人がいるんだなぁ、と思いました。千穐楽は誰をどのようにして連れて行くのだろう……。
あと、スケバン衣裳のみづきんさんになら鎖で引っ叩かれてもいいな、と思いました。血が出てもいい。
他にも夏パートのhitomiさんの衣裳にめちゃくちゃ平成ギャルを感じたり、マジックパートでは「その切断マジック、テレビとかで見たことあるー!」となりテンションが上がりました。盛りだくさんすぎてもう書ききれない……。
ドリンクでもらった水を飲むのも忘れるくらい見入ってしまいました。
以前、観覧した際にも「この内容がこの価格で?」と思いましたが、今回もそう。それに、人間が演じるナマモノなので、まったく同じものを観ることはできないんだな、と。
アキブロを見た帰り道には、ちょっとだけ身も心も軽くなるこの感覚。
ぜひみなさんも一度、体験してみてください。
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■アキブロTwitter(一生Twitterと言い続ける決心)
https://twitter.com/akiba_broadway
■アキブロ公演情報
※今回の記事にあるチームAの4thシーズンは9月27日に千穐楽を迎えます。前売り券は終売となっていますが、当日券の販売もあるかと思います。当日券は開演時間の1時間前から会場にて販売しています。
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