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手紙

秋葉原からの帰り道、「3年も定期的に通い続けた場所は、学校以外にあっとココだけかもしれない」なんて思うことがあります。

ご帰宅を止めるタイミングも、今までにあったかもしれないけれど、新たな出会いや発見がいくつもあって今もご帰宅を続けています。

実はこう見えてネガティブ人間です。
細かく書いたらそれだけで手紙が埋まってしまうほど。

これらを抱えて生きていくには辛くて大変なことばかりだけど、ご帰宅を続けて解消された部分があります。

この場所では、自分のネガティブを誰かが必ず好きだと言ってくれるからです。自分にとってマイナスなことでも、誰かにとってはプラスになる。そう思うと少し心が軽くなります。


これはもちろんメイドさんたちにも当てはまります。みんなが自分の中で『ダメだなぁ』と思う部分も、誰かが必ず『そこも含めて好き』と言ってくれたり思ってくれます。

変わりたい! という気持ちはもちろん大事で素晴らしいです。でも『自分』を失わないでほしい、そう願っています。

点と点が繋がって線になり、その線が紡がれて物語になる。これってやっぱりすごいことだよなぁ、と日々感じます。

「俺たちがあと50年生きるとして、人類ひとりひとりに挨拶する時間も残ってない。今日会えたことは奇跡だと思わない?」

これは好きな小説の一節です。


そんな奇跡を実際に体験させてくれているみんなへ。

いつもありがとう。
これからもどうぞよろしく。

2022.09.14 でっく


イラストは飴屋ひなもさん。(@hinamochang
イベントのタイミングなどでお願いさせていただいて、ようやく2019年8月メイドシリーズが完成しました。ありがたや……個人依頼もできると思うので、気になる方はぜひ。

イラストは左から、みむ、ユユ、みつば、しもふり、みたま、きなこ、ぱなぷ、りべ、すや、くろみ(敬称略)です。

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