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デキる人のコミュニケーション能力

勘違いしがちな能力達

よくデキる要素と思われがちな要素を例示しました。
これらは才能や実力、結果でありコミュニケーション能力ではありません。

・先見の明がある
・投資が適切にできる(無駄な採用、買い物をしない)
・案件を受注してこれる
・優れた成果物を作成できる
・メーカーから宣伝費用を引き出してこれる

もったいぶっても仕方がないので、結論を書きますとビジネスで言うコミュニケーション能力とは、相手に怪しいと感じさせることなく、必要な情報を聞き出すことができる能力です。

意識せずにできる人もいますが、大抵の人は訓練が必要です。
講習があるぐらいなので、お金を出してもコミュニケーション能力を高めたいと思う人がこの世にはいるのです。

必要なポイントに絞って記載します。

・話し慣れるぐらいの場数
・ポジティブに安定した精神
・自然かつロジカルな話し方

元の性格がどんなに暗くても、仕事上ポジティブに安定していれば問題ありません。公私に渡ってポジティブな人はそれほど多くないと思います。人間は必ず疲労する生き物ですので、静かに過ごしたいときはそれでいいのです。もはや仕事上、演じても構いません。

コミュニケーションのコツ

会話の構造は以下の通り。これ以外必要ありません。
※先方とは一度は面識があることが前提です。

1. 本題に入る前に、世間話をして相手に喋らせる
2. 本題を簡潔に振る
3. 相手のメリット・デメリット・リカバリープランを簡潔に話す
4. 相手が決断しない場合、理由を探る
5. 次回の約束をする

信頼を得るチャンスがあるのは、1の世間話パートです。いつも流行や政治、スポーツの話をしていては、人物の深みが増していきません。

オススメなのは鉄板本を読むことです。

【参考図書】
・ティッピングポイント
・イノベーションのジレンマ
・リーン顧客開発
・海賊とよばれた男
・ベゾスの紙ナプキン(本ではない)

ティッピングポイントを読んでいると「いつ何が売れるか分かりませんからね」という台詞に例を加えられるようになります。

ベゾスの紙ナプキンを知っていれば、顧客の要望をつかむ重要性を語れます。また、顧客要望が変容しサプライヤーの在り方が変わっていく可能性にまで言及できるようになります。

最初は受け売りでもいいのです。
コミュニケーションは働く上で必須ですから、時間をかけてでも身につけていくのが吉です。

★オマケ
会社紹介、自己紹介、自社製品(サービス)の説明が滞りなくできることは、ステップ0として本記事には記載しておりません。こういう基礎的なことは家を出る前にやったりしますね。忘れがちですが大事です。

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