ボツネタライフ

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最近の記事

宅建の試験中に漏らした話

今年、宅建試験に挑戦してみた。世間で宅建と呼ばれるこの資格は、正式名称を宅地建物取引士といい、不動産の売買や賃貸の契約書類に判子を押す事のできる資格である。宅建資格がないと、仮に不動産会社の社長や地主、トヨタに喧嘩を売れる上級国民であっても、自分だけでは不動産の売り買いができないのである。 コロナ禍で時間ができた為、このまま働かずに判子を押すだけでお金を貰えるような資格がないか探していたところ、この資格に辿り着き、10月の試験に向けて夏から勉強を始める事にした。現職はITサ

    • ここ1ヶ月の空白について

      かなり久しぶりの更新になってしまった。 あれから、PCに触る機会こそ減っていないが、このアカウントの更新を止めてしまっていたことはとてもよろしくないと思った。 如何せん、このアカウントを管理している両者共に、会うことは頻繁に行っていたからだ。 先ほどは、「よろしくない」と書いたが、そんなことない。 むしろ、面白い経験をしていたのだからである。 (とは言っても本当にくだらないが) 両者が会う時は、基本的に実家の街だ。 会うと揃って散歩に行く。特に何をする、と言うのは

      • 多分ハマってなかっただろう大学4年間

        最近友達と電話をする機会が多くなった。 元々、「友達がいない」と公言している機会が多い自分であったが、こういう時に電話が出来る人がいないからなのかな、と思ったので、もうそんな発言はしないようにしようと思った。 が、昨日も今日も、電話口で、「俺は友達が少ない」と言ってしまった。 人の癖はなかなか直らないものである。 さて、今日の話に戻ろうと思う。 noteに書いている思い出は、基本的に小学校から中学校の思い出だった。それはなぜかと言うと、話せる出来事がたくさんあるから

        • フェリス女学院の子達の前で腹を蹴り飛ばされた話

          高校1年の夏まで水泳部に入っていた。1年の秋に強制退部させられたので、正直いい思い出はそんなにないのだが、ちょっと嬉しかったエピソードを毎年夏になると思い出す。 当時、水泳部の部長は女の先輩で丸っこい顔をしていたので「タコ焼き」というあだ名だった。おれたちがそう呼んでいただけで、本人は「ユズって呼んでください」って言ってた気もする。 タコ焼きは強気な女で、おれはよく「3回まわってワンって言ったら許してやる」といった扱いを受けていた。タコ焼きが組む練習メニューもサディスティ

        宅建の試験中に漏らした話

          中学3年生の夏の思い出

          noteを初めて1ヶ月、何か新しいことを初めると、月日が長く感じるようになるのは、歳のせいか。 今年の夏は、今まで通りに過ごすことは出来ない。 なので、今までの思い出をまたここに簡単に記していこうと思う。 中学3年生の夏は、高校受験に向けて、毎日塾に行っていたような気がする。 毎日、同じようなスケジュールを過ごしていた。簡単にここに記そう。 8:00~10:00 起床して軽く勉強を始める 10:00~11:00 高瀬が家に来るので一緒に出発、近くの児童館に行く

          中学3年生の夏の思い出

          初めておっさんと呼ばれた日

          この前、初めておっさんと呼ばれた。 早朝に大通りをランニングしている時、横断歩道の信号が赤だったのだが、3歩程度の距離なのでそのまま渡ることにした。すると、対面で止まっていたロードバイク乗りのおっさん(40代ぐらい)が、小声で「信号赤だから…」と言いつつ、前輪を右側に向けてこちらの進路を塞いできた。単純に頭がおかしい奴がいると思ったおれは、その場でさっと左に切り返して走り去ったのだが、走り去り際、ロードバイク乗りのおっさんに「おい!おっさん!」と捨てゼリフを吐かれてしまった

          初めておっさんと呼ばれた日

          子供の質問には誠実に答えたほうが良い

          今、スマートフォンからこの記事を投稿しようとしている。いつもPCから投稿をしているので、慣れたもんじゃない。 こんな状況だし、今日は短めな記事を。 あれは小学2年生の頃、学校の授業で、 「学校近くで働く人に疑問をぶつける」 みたいな企画があった。企画、という言い方の時点で、自分が大人になってしまったとつくづくと思う。 自分がいた班は、郵便局に行くことになった。 理由は全く覚えていない。 たくさんの質問を考え、それを持っていよいよ近くの郵便局に行った。 郵便局に着いた

          子供の質問には誠実に答えたほうが良い

          僕が人間不信になった日

          ここ4ヶ月、ほとんど飲みに行けない生活になっている。いや、元々飲みに行ける友達は少ない。 特に、地元には飲みに行く友達がいなかった。(もちろん遊びに行くなんてこともなかった) 大学院に入学してから、小中学校で仲の良かったSHUくんに飲みに誘ってもらった。本当は、LINEで来た誘いに、あまりがっついてもかっこ悪いかなと思ったので、「まあ、行ってもいいけど」って送ろうと思ったが、正直行きたかったし、こんな返信して「来なくていいよ」とか言われるのも嫌だったので、「喜んで」という

          僕が人間不信になった日

          「野球部のチョコボール」を心から嫌いになった「鍵穴に木の枝ブッコミ事件」

          どんなネタを書こうか考えていたら、ふと思い出したことがあるので、ここに書き記そうと思う。 中学の野球部に入っていた時のこと。 当時の部活の顧問が、何かと鬱陶しく、「学校のために何かいいことをしよう!」みたいな人であった。もちろん、自分たちは学校のことが嫌いではないし、いいことはしたいと思っていたが、彼(顧問)の、やらないと分かってんだろうな、みたいな威圧感が自分が好きではなかった。 確か2年の11月だった。ある日、顧問が「校門の近くの落ち葉がいっぱい降ってきたから、みん

          「野球部のチョコボール」を心から嫌いになった「鍵穴に木の枝ブッコミ事件」

          YUちゃんという男②カミングアウト

          YUちゃんの外見は、はっきり言って不細工だ。漫画に出てくる典型的アキバオタクを1週間煮詰めて発酵させたような仕上がりで、ガタイがよくて小太り、細くて小さい目に眼鏡をかけている。もしもYUちゃんがジャニーズJrだったら、ジャニーさんに「you、煮詰まってるね」、「you、ちょっとそこのお茶取って」などと言われていただろう。 しかし、YUちゃんはそこらの不細工とは一線を画していた。塾で同じクラスの女子達、それも1.5軍レベルと普通に話せているのだ。不思議に思い、YUちゃんと女子

          YUちゃんという男②カミングアウト

          盲腸だと思って病院に行ったら…

          小学生の時だが、左の下っ腹がとても痛くなった時がある。 当時は ・左の下っ腹の痛み = 盲腸 ・盲腸は手術しないといけない という知識しかなかったため、「この歳にして、もう手術を受けるのか…」と思い、泣いた記憶がある。 母親と共に近くの病院に向かった。あまりにも痛かったため、行きはタクシーで向かった。 病院に着いて診察を受ける。医師が左の下っ腹を触りながら、「ここは痛い?」「ここはどう?」と聞いてくるので、思った通りに答えた。 1分ほど触っていると、医師がこう言っ

          盲腸だと思って病院に行ったら…

          夢の中でキムタクに塩対応された話

          中学生の頃からずっと、この世で一番かっこいいのはキムタクだと思って生きてきた。中学生の当時、夕方に再放送されていたドラマ「HERO」のキムタクには特に影響され、映画版HEROの法廷シーンで、タモリの首根っこを押さえつけて「調子乗んなよ」と囁くキムタクと同じ事を、そのまんまクラスのガキ大将に対してやってしまった黒歴史まで存在する。 1年前、そんな憧れのキムタクに夢の中でお会いすることができた。場所は駅のホームで、言い争いをしているおっさん達がいた。そこに颯爽と現れ、仲裁役を買

          夢の中でキムタクに塩対応された話

          マッチングアプリで知り合った人にビジネス()の勧誘をされた話(後編)

          まだ見てない方は、先にこちらの記事を読んでくださいな。 相手から電話が来た。スーパーで買ってきたチキン南蛮を食べようと思った矢先のことだった。割った割り箸を横に置き、ボタンを押す。 「こんばんは!」と威勢のいい声。なかなか元気な子でいきなりの好印象だった。もちろん、自分は「あ、こんばんは」と、幸先の悪いスタートを切った。あ、はいらない。 相手がガッキーではないとは言え、相手との話を盛り上げるために何かウケる話を用意しないと、と思っていたが、最近ほとんど外にも出ず、友達と

          マッチングアプリで知り合った人にビジネス()の勧誘をされた話(後編)

          映画館には1人で行くことを決めた日

          普段、学校や職場で漫画やドラマのネタバレをしたりされたりした経験は誰しもあると思う。しかし、映画館のラスト15分で横に座ってる人からネタバレされた経験は中々ないのではないか。 小学5年生の時、「ハリーポッターと炎のゴブレット」を友達の「ダソル」と一緒に観に行った。 <ストーリー概要> 100年ぶりに開催される三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)に、ハリーが在学するホグワーツ魔法学校からも代表者1名が参加することになった。年齢制限によりハリーは出れないはず

          映画館には1人で行くことを決めた日

          マッチングアプリで知り合った人にビジネス()の勧誘をされた話(前編)

          このブログ、本当は「小中学生の時の、なんか変だなって思ったことをここに紀貫之のように話していこう」というコンセプトだった。 今回書くものは、先月あったことである。 誰にも話さないのはもったいないから、ここに書いた。あまり面白くないと思うが、見て行ってくれると嬉しい。 なーーんか暇だな、よし、マッチングアプリやろう()というノリで、とりあえずアプリをとってみた。人間というのは、面白いもので、すぐに飽きてしまう。今回の飽きたタイミングは、「アプリがインストールされて、1日経

          マッチングアプリで知り合った人にビジネス()の勧誘をされた話(前編)

          帰宅部なのに放課後いつもサッカーのユニフォーム着てた奴

          なんだったんだろう

          帰宅部なのに放課後いつもサッカーのユニフォーム着てた奴