CARDS AGAINST HUMANITYというゲームについて
皆さんは、Cards Against Humanity(カード・アゲンスト・ヒューマニティー)というカードゲームをご存知だろうか?直接的に訳すと「人権侵害カードゲーム」だが、実際にゲームをしてみると、「差別悪ふざけセンス披露ゲーム」である事に気づくと共に、自己紹介ゲームでもあると理解出来るはずだ。このカードゲームをデスラジオのITとCATは大いに楽しんでおり、まだゲームを知らない人達に広めたいと思っているので、このページにゲームのやり方や内容を記して、少しでもCards Against Humamityの魅力を紹介出来たらと思う。
サブタイトル A party game for horrible people
(酷い人達のためのパーティーゲーム)
・ゲームの概要
質問カード(黒)と回答カード(白)の2種類のカードを使う。ゲームをプレーする際、まず参加者は"回答"の書かれた白いカードを10枚ずつ引く。その後に親を決めて"親"となった人物が、黒い"質問"カードを一枚読み上げる。参加者はこれに対し、最も面白い(あるいは不謹慎な)答えと思われる白い"回答"カードを裏返して"親"に渡す。"親"は白カードをシャッフルし(誰が出したものかわからなくするため)、1枚毎に黒カードの質問を読みながら、白カードをめくって回答を披露していく。そして、親が最も面白いと思う回答カードを決め、最も面白いカードを出した人物が次の親になる。最後は(自分たちで止めるタイミングを決めて止めるのだが、気づくとものすごい時間が経っている場合がよくある)手元にある黒い”お題”カードの数を数え、一番多く黒いカードを所有している者が勝者となる。
このゲームは、最終的にどうすれば勝ちという明確な指針はない。単に楽しむ物、という考え方である。またルールには柔軟性があり、多くのローカルルールが存在している。
Wikipediaから引用したが、このゲームの重要な所は勝ち負けよりも、質問に対してどのような回答をするかであり、親であれば、面白いと選んだ回答カードにその人物の性格が反映され、参加者は出したカードの内容にその人物の嗜好が反映されるという下衆な性格探りコミュニケーションゲームであったりするのだ。知的であったり粗野な性癖はモロにカードの言葉に反映されてくるので、スノッブ気取りな我々には最高の愉しみなのである。
白い回答カードは例えばこんな感じ。
左上から
タイミングの悪いホロコーストジョーク
ホームレス達
やたらかっこいい帽子
アーミッシュ
アイスピックによるロボトミー
マイクロペニス
クリスタルメス
ハンガーによる中絶
ブラウンピープル
メキシコのブラックタールヘロイン 8oz
黒い質問カードはこんな感じ。
『やめろよゲイリー、なんでも__________で解決しようとするのは。』
さぁ、どの答えを選ぶ?
ハンガーを突っ込んで中絶させる のカードを選んで出したとしよう。
次のお題に移る前に新しく白いカードが引けるので、手元には常に10枚のカードがあることになる。
新しいカード
死んだ両親
次のお題
『ボンドさん、あなたを殺してしまう前に見せたい物があります』
死んだ両親なら普通だし、やたらかっこいい帽子も面白いけど、マイクロペニスにしてみる。
ここで、その時の親の"笑いのツボ"の傾向を読みといて確実に勝ちを狙うのもありだし、自分のセンスを貫き通すのもあり。
新しいカード
サイエントロジー
次のお題
『機長です。シートベルトをしめて、________の(になる、に対して)準備をしてください(気をつけてください)』
本来なら乱気流にお気をつけくださいとなるところ、
ここは、タイミングの悪いホロコーストジョークがいいと思う。そもそもホロコーストをジョークにしている時点でアウトなので、そのタイミングに良いも悪いもないのだが。
新しいカード
先に舐めて、自分の物にしていく行為
次のお題
『メキシコから何を持って帰ってきたと思う?』
と、このようにゲームは続いていく。
お互いのダークさ加減が測れるし、とても良い英語の勉強にもなるので、非常にオススメだ。
因みに追加カードも随時発売されているので、まさに今生きているスラングや言い回しがこれで学べるという事も特筆したい。
IT&CAT
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