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ゲームの話🔴"ゲーセン離れ"?

■はじめに

違和感を得たのでその違和感について書いてみます。コロナの影響は間違いなくありますが、コロナ以外にも言及しているので、今回はコロナの影響前までの話とします。

この記事はひたすらゲーセン「下げ」していて、不快である、という感想が本項の目的となります。

■そもそもゲームセンターは斜陽なんですか?

評価として、店舗数の推移が出されていますが、対して市場規模で評価するという手法もあります。

上記はPDFなので、↓に画像としても置いておきますね。2018年まで10年間の推移です。

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店舗数が減ったが、市場規模としては横ばい、という評価となります。これは、業界内の再構成が行われている、具体的に言うと、小規模店が減って、中・大規模店への切り替わりが行われています。(そりゃ2000年以前と比較したら店舗数はもっと減りましたけどね)

■「ゲームセンター」と「アミューズメント施設」

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実際、ゲームセンターに足繁く通った世代がいうゲームセンターとはビデオゲームを中心とした小規模店、もしくはアミューズメント施設のビデオゲームコーナーのことを主に指しているのだと思います。

ビデオゲーム自体はさまざまな理由から苦境であることは確かですが、この記事は十把一絡げにしており、「乱暴だなあ」と感じました。ゲーセン「下げ」したいのが目的なのでは?と。

言い方は悪いが、老舗のビデオ店などはもはや異端で、もはや業界を代表するものではない。(蔑む意味ではなく、現実問題として)

そんなセンセーショナルな「老舗の有名店の閉店」を肴に掲げつつ、
「ゲームセンター、昔、行きましたね」
「スマホゲームの方が良い」
「クレーンゲームはお金の無駄」
とネガティブな意見ばかりを列記。でも市場規模が変わっていないのであれば、客層を変えつつも評価はされているということでしょう。

■業界が姿を変え続けるのは当たり前では

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ゲームセンターが姿を変えたのは初めてではなくて。
インベーダー、ビデオゲームや体感ゲーム、メダル落とし、テトリス、ストリートファイター2、クレーンゲーム、バーチャファイター、プリントシール機、カードゲーム、ネットワークゲーム、コラボカフェ…。

売る物も買う者も変わっていったに過ぎない。
その中で、それぞれの時代がそれぞれ良く、に留まったものたちも居り、良かった時代への思いを語るだけならまだ良い。この記事はすべての世代を「下げ」ており、甚だ不快な記事であった。

■さいごに

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ビデオゲームの苦境についてはそのうち書く。■おわり




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