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ゲームの話🔴アーケードゲームの終焉

■本記事のまとめ
・ゲームセンターにおけるアーケードゲーム(ビデオゲーム)終了の雰囲気が加速してきた。
・ゲームセンターの市場規模は変わっていないので、ゲームセンターで「売っているもの」が変わっていった。
・サービス終了するビデオゲームタイトルはあるが、新作がほぼ無い。

■終了していく現代アーケードゲーム

直近のお話だと、スクエニ(タイトー)のアーケードゲームタイトルの終了が告知されました。同メーカーの主要タイトルは残り、星と翼のパラドクスだけかな?

今回の記事はこれらの情報を知る前から書くつもりでしたし、聞けば稼働開始から5年ですので、ネットワークアーケードゲームのサービス終了タイミングとしては一般的かと思います。

アーケードゲームを製作するゲームメーカーとして主要なものは、他にセガとバンダイナムコ、コナミがありますが、ごく直近、将来的なタイトルとしては、バンナムの戦場の絆、最近の既発ですと、同バンナムのガンダムエクストリームバーサスの新作、コナミの武装神姫くらいでしょうか。(コナミ、なにげに頑張ってんだよな)

他、ないですよね? 新作、何かありましたっけ?

■ゲームセンターが終了するわけではない

ゲームセンターが終了するわけではない、というのは、

上記記事で、以前、書きましたし、

でも語られています。
ただし、アーケードゲームがいよいよ終わりそうだなと。

■店舗数が減るとゲームメーカーが売る相手が減る

自分の以前の記事と逆の言い回しになりますが、ゲームを買ってくれる店が減るとゲームメーカーの利益は少なくなっていきます。となると、メーカーのアーケードゲーム開発部門も縮小されていく。

アーケードゲームが斜陽とは言われてきましたが、これが加速度的に進んでいきそう、という話です。

■おわりに

スマホゲーム、PCゲームの台頭により、アーケードゲームは、00年代より「ゲームセンターでなければ得られない楽しみ」をさらに追求していきました。

カードを集めるだけでなくカードをゲームに反映させたり、特殊なデバイスを楽しんだり、プレイ環境が一定なので公平な(通信)対戦ができるという役割だったり。

ただ、その「ゲームセンターでなければ得られない楽しみ」はアーケードゲーム(ビデオゲーム)に囚われるものではなくなっていった、と言った方が正確かもしれません。それは市場規模自体は変わっていない、というデータが表しています。ビデオゲームに熱中する、他人のプレイを観戦する、新しい友達ができる、といった文化は過去のものになっていくのかも知れません。

現在もそういったビデオゲームにこだわったゲームセンターは存在します。それらについてはリスペクトを表しつつ、また別の機会に記事にしましょう。■おわり

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