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Kemperのデメリット

どうもHideous Depletedのカイです

今回は僕も普段から愛用しているKemperについてお話をしたいと思います
ネットで調べるといいことばっか書いてあるので僕は悪いとこをお伝えしたいと思います

Kemperとは


ドイツのメーカーが作った真空管アンプをコピーできちゃうって言う機材ですね
独自のプロファイリング技術で他のデジタル機器とは一線を画していると思います

というところで本題


ではなーにがダメなのか語っていきましょう


1. プロファイリング精度が本物の60%〜80%
2. プレイヤーじゃなくてエンジニアとしてのの耳がいる(精度が悪いため)
3. アンプやキャビネットについてのパラメータが多々あるがどれも使えない

では一つずつ詳細を

1.プロファイリング精度が本物の60%〜80%

まぁこれはしょうがないですけどねー
でもレコーディングするっていう観点でみるとこのギターの音はどうなのかって感じますね
特にメタル系の主役はギターなんでデジタル感があると音に立体感を感じなくなって楽曲全体がパッとしなくなってしまう
厳密にいえばキャビネットのコーンの振動で出てくる細かいハーモニクス音とか空気感、立体感って言うのが感じられない
なのでギターが主役じゃない音楽ならレコーディングもありなんでしょうね

2.プレイヤーじゃなくてエンジニアとしての耳がいる

これはどの機材でも必要でしょうけどね
やっぱプロファイリングしてすぐの音は全く似てないわけですよ!
なんでそこから元の音に近づける作業が必要なんですけど、これはミックスしたらどうなるかのゴールが見えてないとどこまで似せればいいのかわからないんですねー(しかも完璧には似ねぇし)
ギターの音として何が必要かしっかり理解しないといけないわけですよ

3.アンプやキャビネットについてのパラメータが多々あるがどれも使えない

これは由々しき問題ですね!補正をかけようにもイメージと全然違う変わり方をするんで弄った分だけ作りたい音から遠のいていきます
特にキャビネットのキャラクターとピュアキャビネットは恐ろしいほど使い道がないです
そこのパラメータ弄るなら外部から良質なIRデータを探してくる方が断然良いです!


おわりに


ここまで散々ダメなとこを話しましたけど、kemper自体はとてもいい機材ですよ!
時間を気にせずあのクオリティの音が出せること、ライブでセッティングの時間が大幅に削減できるとこ、悪いとこより良いところの方が多いくらいです
なのでこれから購入を検討してる人は自分の用途にマッチしてるかよく吟味することが大事だと思います!!


では!!