見出し画像

海ゴミの約8割は街からやってくる!? その理由と僕たちにできる事

こんにちは!

Dear Planet では、地球に良い活動や地球に良いとされる知識について、
僕たちなりに調べて記事にしていきます。

今回は、
「NPO法人海さくら」さんの活動を通して知ったことをまとめてみました!

まず、NPO法人海さくらさんとは、

NPO法人海さくら

"神奈川県の江の島で2005年から「目指せ!日本一楽しいゴミ拾い!」をモットーに 18 年間ビーチクリーンを行い清掃活動にイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体。江の島に「かつて生息していたタツノオトシゴが戻ってくるくらいキレイにする」という目標をかかげ、体験・体感を大事にし「楽しく」「楽しめる」活動を継続しています。"(NPO法人海さくら HP参照)

実は、このDear Planet を運営している
株式会社ATSURAELU
3年前から活動の映像を作らせていただいており、環境問題について色々と勉強させていただいているんです。
色んな活動がYouTubeから見れます!

また、毎月ゴミ拾いイベントを行なってるのでぜひ参加してみてください!
良い運動になるし、やっぱり海は気持ちいですよ!
参加方法も載せておきます↓


その18年間も片瀬東浜でゴミ拾いを続けている方々が、今も海のゴミが無くならない理由を教えてくれました。

街のゴミが海に流れてきている

それは、
街のゴミが、排水溝を通って川に出る、
その川は、海につながってるので、海に流れ出てしまうんだそうです。

街→排水溝(道路とかの横にある溝)→川→海

雨が降ると街に落ちてるゴミが雨水で流されて、
排水溝に流れたり、用水路や川に直接流れたりしてるそうです。
※詳しくは、下水処理の方法なども関係しており、分流式や合流式とか難しい事もあるので、そのうち調べていきます!

僕たちが片瀬東浜のゴミ拾いイベントの撮影時、参加者の方にインタビューさせていただくと
多いのがこちら、
・お菓子を包んでた個包装のビニール袋
・タバコのフィルター
・マイクロプラスチック(5mm以下のプラスチックの破片)
※赤いマイクロプラスチックは、赤いコーンが劣化してボロボロになったものが流れついてるものが多い
※緑のマイクロプラスチックは、運動場やスタジアム、ドームなどで使用されている人工芝が劣化して風や雨で流されて、海に流れついてるそうです。
・ペットボトル
・ペットボトルのキャップ
・レジ袋
・缶

そう。
街のゴミがほとんど。。。

2023年1月16日の片瀬東浜で拾ったプラスチックゴミ


平成30年までの海岸ゴミの内訳はこちら
※かながわ海岸美化財団による調査

公益財団法人かながわ海岸美化財団

みてわかる通り、
プラスチックゴミの量が増えてます。。。

ちなみに、
『木・草・わら』という項目がありますが、自然のものなのになんでゴミ扱いなのか先日教えてもらったので共有します!

「本来海に流れ着く『木・草・わら』は、大した量にならず自然が分解してくれるんだけど、今は、川を人工的にコンクリートで舗装しているから、突っかかる場所が少なくて、そのまま大量に海に流れ着いてしまい、分解しきれない分がヘドロの原因になっちゃってる」

だから燃やした方がいいんだって。

現代文明やばいですよね。
どれだけ生態系を崩してしまってるか、、、


実際に、江ノ島のすぐ近くを流れる境川(さかいがわ)が相模湾と合流する河口近くを見ていると、
ビニールやペットボトルが流れてくるのが見えます!
このあたり↓

Google マップ参照

浜辺でポイ捨てした人たちのゴミも無くはないですが、
街がキレイになると海がキレイになるんです!
もちろん海洋ゴミや海洋汚染の問題はそれだけでは解決されないですが、どんな問題があって、解決策があるのか知りたいですねー

まとめ

- 街のゴミが海に流れてしまう
特に個包装のビニール袋やタバコのフィルター、マイクロプラスチックなどが問題とされています。
- 海ゴミの問題解決の1つとして、街でのゴミ拾いが重要であり、街がキレイになると海もキレイになります!

日常の中で、できること

ゴミがポケットから落ちたらひろう!
ゴミが出てポケットに入れときたくない人におすすめのアイテム!w
勝手に宣伝失礼します。。。

僕たちDear Planet (ATSURAELU も)のみんなもリュックからぶら下げていて、撮影中に出た小さなゴミはこの中にしまってます!


最後まで読んでいただきありがとうございました!
こんな情報知りたい!などあればコメントいただけると嬉しいです。

by おが

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?